オシメルチニブ、肺がんFLAURA試験の主要評価項目を達成 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2017/07/31 AstraZeneca社は2017年7月27日、第III相FLAURA試験で、未治療の転移性EGFR変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)において、オシメルチニブ(商品名:タグリッソ)が、エルロチニブまたはゲフィチニブと比較して、統計的に有意で臨床的に有意な無増悪生存期間(PFS)を示したと発表。 FLAURA試験は上記患者を対象に、オシメルチニブと、標準治療のEGFR-TKIであるエルロチニブまたはゲフィチニブの効果と安全性を比較した二重盲検無作為化試験。30ヵ国から556例の患者が登録されている。主要評価項目はPFS、副次評価項目は全生存率、客観的奏効率、奏効期間、病勢コントロール率、安全性、健康関連QOLであった。 FLAURA試験の具体的な結果は今後の学会で発表される予定。 ■参考 AstraZeneca(グローバル)プレスリリース FLAURA試験(Clinical Trials.gov) (ケアネット 細田 雅之) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 現金給付による死亡率低下、そのメカニズムとは/Lancet(2025/12/03) 1日1杯のコーヒーは心房細動を予防する?(解説:名郷直樹氏)(2025/12/03) 気象関連疼痛に期待される食事性フラボノイドの有用性(2025/12/03) 血圧コントロールに地域差、降圧目標達成が高い/低い都道府県は?/東北医科薬科大ほか(2025/12/03) 注射で脳まで届く微小チップが脳障害治療の新たな希望に(2025/12/03) 断続的断食は成人の認知機能に影響しない(2025/12/03) ココアやベリー類は座位行動による血管への悪影響を抑える?(2025/12/03) ピロリ菌が重いつわりを長引かせる可能性、妊婦を対象とした研究から示唆(2025/12/03) [ あわせて読みたい ] 救急エコー最速RUSH! (2017/07/07) 肺がん特集まとめインデックス(2017/06/20) 肺がん特集(2017/06/20) Dr.宮本のママもナットク!小児科コモンプラクティス (2017/04/07) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断3 (2017/04/07)