オシメルチニブ、肺がんFLAURA試験の主要評価項目を達成 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2017/07/31 AstraZeneca社は2017年7月27日、第III相FLAURA試験で、未治療の転移性EGFR変異陽性非小細胞肺がん(NSCLC)において、オシメルチニブ(商品名:タグリッソ)が、エルロチニブまたはゲフィチニブと比較して、統計的に有意で臨床的に有意な無増悪生存期間(PFS)を示したと発表。 FLAURA試験は上記患者を対象に、オシメルチニブと、標準治療のEGFR-TKIであるエルロチニブまたはゲフィチニブの効果と安全性を比較した二重盲検無作為化試験。30ヵ国から556例の患者が登録されている。主要評価項目はPFS、副次評価項目は全生存率、客観的奏効率、奏効期間、病勢コントロール率、安全性、健康関連QOLであった。 FLAURA試験の具体的な結果は今後の学会で発表される予定。 ■参考 AstraZeneca(グローバル)プレスリリース FLAURA試験(Clinical Trials.gov) (ケアネット 細田 雅之) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 肝繊維化を有するMASH、週1回セマグルチドが有効/NEJM(2025/05/13) ノータッチ静脈採取法、CABGの静脈グラフト閉塞を改善/BMJ(2025/05/13) 3枝病変へのFFRガイド下PCIは有効か/Lancet(解説:山地杏平氏)(2025/05/13) PTSDの迅速なスクリーニングと評価のための言語的特徴〜メタ解析(2025/05/13) チルゼパチド72週の投与で体重が5%以上減少/リリー・田辺三菱(2025/05/13) 中年患者へのスタチン使用、白内障リスク上昇(2025/05/13) 外遊びやスポーツで子どもの運動能力が向上(2025/05/13) 気候変動はアレルギー性鼻炎を悪化させる?(2025/05/13) 日常的なデジタル機器の使用は高齢者の脳の健康を守る?(2025/05/13) [ あわせて読みたい ] 救急エコー最速RUSH! (2017/07/07) 肺がん特集まとめインデックス(2017/06/20) 肺がん特集(2017/06/20) Dr.宮本のママもナットク!小児科コモンプラクティス (2017/04/07) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断3 (2017/04/07)