災害対策について「伴に」考える研究会 シンポジウムのご案内 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2017/03/07 順天堂大学大学院医学研究科 研究基盤センター分室の坪内 暁子氏ら『災害対策について「伴に」考える研究会』は、同大学医学部総合診療科・成城学校避難所運営管理協議会と共同で、3月21日にシンポジウムを開催する。 開催概要は以下のとおり。 【日時】 2017年3月21日(火) 14:30~(※14:00開場) 【場所】 東京都新宿区原町3-87(都営大江戸線 牛込柳町駅 西口すぐ) 成城中学・成城高等学校(新宿区・指定避難所)、小講堂 周辺地図はこちら 【シンポジウム概要】 本シンポジウムは、「首都圏地震に関する調査」の結果を、研究会メンバーのほか、調査を行った成城学校エリアその他の一般の方々に紹介することを目的としている。また、地域の災害対策づくりの担い手であるパネリスト各自が、地域社会や地域住民の多様性や個々の特徴を把握・理解・尊重し「地域に内在する多種多様なリスクを把握したうえでの医療・保健・福祉支援システム」を連繋してつくっていくことに対して、どう考え、今後どうしていきたいか等を、とくに地域住民と情報共有するために開催される。 新宿区内の他の避難所、あるいは首都圏のほかの地域における災害対策づくりの参考となる内容となっている。 《基調講演》 「地域で高齢者を支える社会イノベーション」 茅野 龍馬氏(WHO健康開発総合研究センター 所長室医官) 《研究報告》 「首都圏地震に関する調査」の結果から見えてきたこと 坪内 暁子氏(順天堂大学大学院医学研究科 助教) 《パネルディスカッション》 「高齢化・多様化が進む新宿区成城エリアの災害対策づくり」 成城学校避難所運営管理協議会メンバー (町会、成城学校、生徒会、福祉施設、新宿区、牛込消防署、牛込警察署) 司会:内藤 俊夫氏(順天堂大学医学部 教授) 【参加方法】 下記の問い合わせ先まで、メールにてご連絡ください。 メールの件名に「3月21日の参加申し込み」と記載し、 本文に、氏名、所属、肩書き、メールアドレスをご記入のうえ、ご連絡ください。 ※参加をご希望の場合は、3月16日(木)までにご連絡をお願いいたします。 ※研究会メンバー以外の方も参加可能なシンポジウムです。 【問い合わせ先】 順天堂大学研究基盤センター分室 坪内 暁子 E-mail:akiko@juntendo.ac.jp 【共催】 成城学校避難所運営管理協議会 災害対策について「伴に」考える研究会 順天堂大学医学部総合診療科 【研究会・調査概要】 内閣府の予想(2013年)によれば、首都圏直下型地震の発生確率はM7クラスで30年以内に70%といわれているため、防災は、東京においては最重要課題である。 そこで、首都圏直下型地震に備えて、東京オリンピック・パラリンピック開催を視野に入れ、2015年3月に『災害対策について「伴に」考える研究会』を発足。現在は、少子・高齢化、多様化、グローバル化、さらにIT化が進む新宿区の指定避難所である私立成城学校をモデル避難所として、地域連携・産学官民連繋のもとで都市型災害対策づくりをスタートさせている。 地域の各リスク要因や特徴、とくに、住民の身体的状況等と併せ、災害時の個々の行動シナリオを把握・分析し、そのうえで、1)より安全な避難経路の確保、2)客観的な避難所受入れ判断、3)安心・安全かつ公平性の高い避難所生活での支援等の仕組みづくりに向けて、今年2~3月に成城学校エリアの住民を対象に調査を実施した。 シンポジウムの詳細はこちら。 (ケアネット) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 母体HIVウイルス量、母子感染に与える影響は?/Lancet(2025/07/25) ミトコンドリアDNA疾患女性、ミトコンドリア置換で8児が健康出生/NEJM(2025/07/25) “早期乳癌”の定義を変更、「乳癌取扱い規約 第19版」臨床編の改訂点/日本乳癌学会(2025/07/25) 臨床研究への患者・市民参画のいまとこれから/日本リンパ腫学会(2025/07/25) 抗精神病薬の早期処方選択が5年後の体重増加に及ぼす影響(2025/07/25) スタチンはくも膜下出血リスクを下げる?~日本のレセプトデータ(2025/07/25) 経尿道的高周波治療が間質性膀胱炎患者の骨盤痛を緩和(2025/07/25)