青年期うつ病を予測する小児期の特徴 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2016/06/24 カナダ・オタワ大学のMurray Weeks氏らは、16~17歳の抑うつ症状を有する青少年における4~5歳から14~15歳にかけての内在化問題、外在化問題、学力の3つのドメインについて縦断的に調査した。Journal of adolescence誌オンライン版2016年6月8日号の報告。 対象は、小児と青少年の全国縦断研究の一環として年2回フォローされたカナダの小児6,425人。 主な結果は以下のとおり。 ・内的ドメイン(すなわち、安定性)の影響は中程度であった。 ・小児期早期の内在化問題と外在化問題の間(正の相関)、および小児期後期、青年期の学力と外在化問題との間(負の相関)で、1時点(すなわち、one-lag cascades)での縦断的クロスドメインの影響を見出した。 ・また、4~5歳の低い学力と6~7歳の内在化問題の大きさが12~13歳以上の外在化問題を予測し、6~7歳以上の外在化問題が16~17歳以上のうつ病を予測することについて、複数時点(すなわち、multi-lag cascades)でのカスケード効果を見出した。 ・青年期うつ病への重要な経路は、小児期および青年期の内在化問題を通じた経路の安定性、ならびに適応のすべてのドメインを含む可能性のある複数の経路を含んでおり、これは青年期うつ病の多因子の性質を浮き彫りにするものである。 関連医療ニュース 青年期うつは自助予防可能か 成人期まで持続するADHD、その予測因子は 生徒のうつ病に対する教師サポートの影響は (鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Weeks M, et al. J Adolesc. 2016 Jun 8;51:30-40. [Epub ahead of print] 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) CareNet AcademiaによるAI生成記事 このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 心不全関連の肺高血圧症、肺動脈除神経術は有効か/NEJM(2026/10/05) GLP-1受容体作動薬はdual agonistのステージへ–ベストパートナーはGIPか、グルカゴンか、それともアミリンか?(解説:住谷哲氏)(2026/10/05) 東京遺伝性腫瘍研究会開催のお知らせ(2026/10/05) せん妄予防に睡眠を調節する薬物療法は有効か(2026/10/05) EGFR exon20挿入変異NSCLC、zipalertinib+化学療法による1次治療がPFS改善(REZILIENT3)/WCLC2026(2026/10/05) 1日5,000歩未満でも、早く歩けば死亡リスク低下(2026/10/05) MASLD合併2型糖尿病、GLP-1RA+SGLT2阻害薬併用は有益か(2026/10/05) 加重ブランケットは入院患者の不安軽減に役立つ?(2026/10/05) 手術開始時刻で手術時間に差、午前は午後より長く(2026/10/05) [ あわせて読みたい ] Dr.松崎のここまで!これだけ!うつ病診療 (2016/03/07) 薬剤性QT延長症候群とは(2015/09/30) 全国在宅医療・介護連携研修フォーラム(2015/03/31) ひと・身体をみる認知症医療(2015/03/15) Dr.ゴン流ポケットエコー簡単活用術(2014/06/11) 診療よろず相談TV(2013/10/25)