呼吸器、がん領域の3つの新薬にオーファン指定 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2013/09/24 グラクソ・スミスクラインは19日、9月13日付で同社の呼吸器およびがん領域で、3つの新薬および予定される効能・効果として、厚生労働省より希少疾病用医薬品の指定を受けたと発表した。 今回指定を受けたのは、以下の3つである。 呼吸器領域 ・ヒト化モノクローナル抗体 mepolizumab(チャーグ・ストラウス症候群) がん領域 ・分子標的薬/BRAF阻害薬 dabrafenib(BRAF V600遺伝子変異を有する悪性黒色腫) ・分子標的薬/MEK阻害薬 trametinib(BRAF V600遺伝子変異を有する悪性黒色腫) 同社社長であるフィリップ・フォシェ氏はこれら3つのオーファン指定を受けたことについて、「GSKは新たに3つの新薬について希少疾病用医薬品の指定を受け、引き続き製薬業界で最多の計23件のオーファン指定を有することになりました。これは、GSKの研究や開発に関わる人達の科学の進歩に対する挑戦やアンメットメディカルニーズに応える治療薬を開発し続けることへの情熱の証です。今回指定を受けた呼吸器領域およびがん領域の3つの新薬の対象は本邦における対象患者がそれぞれ2000人以下と極めて稀少な疾患です。GSKは引き続き患者数が多い疾患に対する治療薬のみならず、高い医療ニーズが存在する稀少疾患の治療薬開発に注力し、日本の患者さんに貢献できるよう努力を続けてまいります。」と述べている。 詳細はプレスリリースへ http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2013_07/P1000803.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症、tolebrutinibが障害進行リスク抑制/NEJM(2025/04/25) 米国出生率、中絶禁止導入州で上昇/JAMA(2025/04/25) 症状のない亜鉛欠乏症に注意、亜鉛欠乏症の診療指針改訂(2025/04/25) サブタイプ別転移乳がん患者の脳転移発生率、HER2低発現の影響は(2025/04/25) 2年間のフレマネズマブ治療の有効性および継続性〜国内単一施設観察研究(2025/04/25) 遺伝性アルツハイマーへのgantenerumab、発症リスク低下に有効か(2025/04/25) tenecteplase、脳梗塞治療でアルテプラーゼと同等の効果(2025/04/25) 低ホスファターゼ症の新たな歯科症状が明らかに―全国歯科調査(2025/04/25)