国内初の2.25mm径を含む薬物溶出型ステントが発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/10/05 ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社は1日、プラチナ合金を採用した薬剤溶出型ステント「プロマス エレメント プラス ステントシステム」を発売した。 プロマス エレメント プラス ステントシステムは、冠動脈疾患治療における冠動脈ステント留置術において通過性に優れた現行のプロマス エレメント ステントシステムの性能をさらに向上させたもので、日本でも国内初となる2.25mm径をはじめ、長さも32mm、38mmのバリエーションが導入される。 プロマス エレメント プラス ステントシステムは、同社が開発したプラチナ合金製プラットフォームにエベロリムスを薬剤として塗布している。通過性をさらに向上させるため、バルーンカテーテルの薄さはそのままに、より柔軟な素材を追加した二重構造のバルーンカテーテル素材を採用した。同社によると、柔軟性の高いエレメントプラットフォームはどんな血管にも馴染み、血管内でのステント破損(フラクチャー)のリスクをさらに低減することが期待できるという。海外での臨床試験では、長い冠動脈病変を有する患者において、1年目の時点で、再血行再健率が極めて低く、心臓死、心筋梗塞またはステント血栓症の発生はなかったことが実証されたとのこと。 詳細はプレスリリースへ http://www.bostonscientific.jp/NewsEvents/NewsRelease.bsci?method=DETAIL&id=10174842&navRelId=1006.1017 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症、tolebrutinibが障害進行リスク抑制/NEJM(2025/04/25) 米国出生率、中絶禁止導入州で上昇/JAMA(2025/04/25) 症状のない亜鉛欠乏症に注意、亜鉛欠乏症の診療指針改訂(2025/04/25) サブタイプ別転移乳がん患者の脳転移発生率、HER2低発現の影響は(2025/04/25) 2年間のフレマネズマブ治療の有効性および継続性〜国内単一施設観察研究(2025/04/25) 遺伝性アルツハイマーへのgantenerumab、発症リスク低下に有効か(2025/04/25) tenecteplase、脳梗塞治療でアルテプラーゼと同等の効果(2025/04/25) 低ホスファターゼ症の新たな歯科症状が明らかに―全国歯科調査(2025/04/25)