次世代シーケンサーを用いたがん遺伝子変異解析サービスが開始 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/09/17 タカラバイオ株式会社は、がん関連遺伝子などで起こりやすい遺伝子変異を次世代シーケンサーにより迅速に調べる、遺伝子変異解析サービスを開始すると発表した。 同社では、これまでの大型シーケンサーよりも短時間で配列データが取得可能な2機種の次世代シーケンサー(Ion PGMシステムおよびMiSeqシステム)を追加導入し、試料によっては1~2日という短時間で、1ギガベース(10億塩基)を超える配列データを取得することが可能になったという。これらの装置とPCRによるサンプル調製法などを組み合わせることにより、がん関連遺伝子など特定領域の遺伝子変異を短期間で解析することが可能とのこと。 費用は、対象とする解析領域など条件により価格が変動するというが、たとえば、(市販の試薬を利用した)がん関連遺伝子46種類を対象とした変異解析サービスでは、8検体単位で64万円(税別)、納期はサンプルの前処理等を含めて約3週間程度になるという。サービスの詳細は、19日より開催される第71回日本癌学会学術総会において、同社主催のランチョンセミナー(20日)にて紹介予定。 詳細はプレスリリースへ http://www.takara-bio.co.jp/news/2012/09/14.htm 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] SGLT2阻害薬、自己免疫性リウマチ性疾患のリスクは?/BMJ(2025/10/24) 腹部大手術時の周術期血圧管理、個別化vs.通常/JAMA(2025/10/24) ALK陽性進行NSCLCへのアレクチニブ、OS中央値81.1ヵ月(ALEX)/ESMO2025(2025/10/24) 下剤のルビプロストン、重大な副作用にアナフィラキシー追加/厚労省(2025/10/24) 免疫療法の対象とならない進行TN乳がん1次治療、Dato-DXdがPFSとOSを延長(TROPION-Breast02)/ESMO2025(2025/10/24) 結腸がん術後ctDNAによるde-escalation、リスク低減も非劣性は示されず(DYNAMIC-III)/ESMO2025(2025/10/24) 寝たきり原因第1位「脳卒中」、最新治療アクセス改善と患者支援の最前線/日本脳卒中学会・日本脳卒中医療ケア従事者連合・日本脳卒中協会(2025/10/24) 父親の厳しい子育てが子供のメンタルヘルスに影響(2025/10/24)