不眠症治療薬「ルネスタ」新発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/04/18 エーザイ18日、不眠症治療薬「ルネスタ」(一般名:エスゾピクロン)を国内において新発売する。同剤は、米サノビオン社(旧セプラコール社:現在は大日本住友製薬株式会社の米国子会社)によって創製され、非ベンゾジアゼピン系の薬剤としては国内では12年ぶりの新薬となるGABAA受容体作動薬で、GABAの効果を増強して催眠作用および鎮静作用を発揮すると考えられている。国内外の臨床試験では、不眠症の主症状である入眠障害と中途覚醒のいずれにも有効であることが示されている。また、臨床的に問題となる依存性や持ち越し効果などは認められず、長期投与による耐性(有効性の減弱)を示さないという特徴も有しているという。また同剤は、米国では2005年4月より製品名「LUNESTA」として販売されている。LUNESTAは、米国では初めて投与期間に関する制限の無い不眠症治療薬として承認を取得し、不眠症の患者様に主に単剤で広く使用されているとのこと。日本では、同社がサノビオン社より独占的開発・販売権を獲得して開発を進め、2012年1月に製造販売承認を取得、4月17日に薬価収載された。詳細はプレスリリースへhttp://www.eisai.co.jp/news/news201216.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 遺伝性網膜変性症、CRISPR-Cas9遺伝子治療が有望/NEJM(2024/05/20) 未治療MCL、免疫化学療法+イブルチニブ±ASCT(TRIANGLE)/Lancet(2024/05/20) 早期再発TN乳がんへのアテゾリズマブ上乗せ、予後を改善せず(IMpassion132)/ESMO BREAST 2024(2024/05/20) 片頭痛患者における睡眠障害併存が中枢性感作に及ぼす影響(2024/05/20) 少し高い血圧でも脳・心血管疾患のリスクは2倍/横浜市大(2024/05/20) 減量の鍵は摂取時間帯の制限ではなく摂取カロリーの減少(2024/05/20) 尿検査で前立腺がん生検スキップの可否を判定(2024/05/20)