花粉症に対するステロイド薬と抗アレルギー薬の併用はどのくらい効くのか

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2008/01/25

 

グラクソ・スミスクライン(GSK)は、2007年1-5月にかけて花粉症など季節性アレルギー性鼻炎の患者(約2000人)を対象に行った、鼻噴霧用ステロイド薬「フルナーゼ」(フルチカゾンプロピオン酸エステル)と第2世代抗ヒスタミン薬「ジルテック」(セチリジン塩酸塩)の併用治療における安全性・有効性および日常生活の支障度に関する調査結果を発表した。それによると、鼻症状(くしゃみ発作、鼻汁、鼻閉)のいずれにおいても有意な改善効果が示されました。また、併用療法開始前に「中等症」「重症」「最重症」だった患者の83%が、観察期間終了時(4週間後もしくは併用療法中止時)には「軽症」または「無症状」に改善した。観察期間終了時に「無症状」となった患者は全体の32%に達した。

一方、副作用の発現頻度は3.4%で、主な副作用は傾眠だった。

詳細はプレスリリースへ
http://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2008_01/P1000454.html