震災時の抗がん剤治療に指標を 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2011/04/14 今回の震災にあたり、時間の経過とともに、急性期から亜急性期・慢性期に対する医療の問題がクローズアップされてきている。がん治療も生存期間の延長により慢性期医療の側面が濃くなっており、例外ではない。なかでも、抗がん剤治療については術後補助療法、再発転移治療ともに医薬品の流通が良好ではない被災地では大きな問題を抱えている。このような状況のなか解決策はあるのか、がん薬物療法のスペシャリストがん研有明病院化学療法科の畠清彦氏に聞いた。 Q. 被災地での抗がん剤治療に関する懸念がでてきているようですが? A. 現在は、当院でも抗がん剤の流通が良好な状態であるとはいえません。被災地ではなおさら条件が厳しいと思います。がん患者さんへの抗がん剤の投薬については、私たちが想像する以上に多くの問題を被災地では抱えていると思います。治療がままならないとはいえ、患者さんを放っておくわけにはいかず、お悩みの先生も大勢いらっしゃると思います。また、治療途中の病院がなくなってしまい途方にくれている患者さんも数多くいらっしゃることと思います。… 全文はこちらhttp://www.carenet.com/oncology/keyword/12/ ※畠清彦氏作「震災時の抗がん剤治療」も上記からダウンロード可能 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] チルゼパチド、血糖コントロール不良の若年2型糖尿病患者に有効/Lancet(2025/10/02) 60歳以上への2価RSVワクチン、全心肺疾患による入院も抑制/JAMA(2025/10/02) HER2変異陽性肺がんにゾンゲルチニブ承認/ベーリンガーインゲルハイム(2025/10/02) 統合失調症患者の平均寿命が17年も短い理由とは(2025/10/02) 日本人男性のCVDリスク、最適な予測指標はBMIではなかった(2025/10/02) 化学療法の副作用にVRが有効か、婦人科がん患者のRCTで有効性を示唆(2025/10/02) 睡眠不足・睡眠障害は緑内障リスクに関連か(2025/10/02)