「健康管理支援サービス」の実証実験を開始 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/12/03 株式会社野村総合研究所(NRI)は1日、民間企業6社からなる「家庭内情報プラットフォーム検討会(以下、検討会)」に参加し、総務省「ユビキタス特区」事業におけるインターネット上の個人向け健康管理支援サービス「健康絵日記へるぼ(http://www.health-log.jp/)」 の実証実験を同日より開始したと発表した。NRIは、検討会の代表機関として、同サービスの事業計画、サービス内容の検討、実証実験の運営管理等を担当している。現在、個人や家庭で健康管理を行う場合、食事や運動の記録は、様々な媒体に分散して管理されている。これらの記録を一元化することで、個人・家庭においてより効果的な健康管理が可能になるという。また、記録を匿名化して相互に結びつけ、企業や行政機関に提供することで、商品開発・販売促進、政策立案・運営等への貢献も期待できるとのこと。NRIは、このような問題意識のもと検討会に参加し、2009年3月に採択された総務省の「ICT地域経済活性化事業(「ユビキタス特区」事業)地域活力向上プロジェクト」の一つとして、「健康絵日記へるぼ」を企画。「健康絵日記へるぼ」は、パソコンや携帯電話だけでなく、電子マネー WAONやイオンカードで購買した食料品の履歴や、USB接続の体重体組成計・歩数計とも連動して、毎日の食事や運動等の生活行動や、体重等の身体状態の記録・閲覧が可能なインターネットサービスだ。NRIおよび検討会参加企業は、このサービスの利便性や効果を検証するための実証実験を、2009年12月1日より2010年2月15日まで、東京都、千葉県、沖縄県等で行う。参加モニターは、検討会会員企業の従業員を主な対象とするが、一般者も規約に同意し登録することにより参加できるとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.nri.co.jp/news/2009/091201.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 小児心臓弁膜症、部分心臓移植は実現可能か/JAMA(2025/09/10) 「かぜ」への抗菌薬処方、原則算定不可へ/社会保険診療報酬支払基金(2025/09/10) がん患者への早期緩和ケア、終末期の救急受診を減少(2025/09/10) 双極症に対する気分安定薬使用が認知機能に及ぼす影響〜メタ解析(2025/09/10) 日本女性、出産意欲の向上に関連する要素は?/神奈川県立保健福祉大学(2025/09/10) AIによる診療記録作成で医師のバーンアウトが減少(2025/09/10) 肺切除後の肺瘻リスク、低侵襲開胸手術で軽減の可能性(2025/09/10)