アルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト23mg 徐放製剤」米国で承認申請 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/11/30 エーザイ株式会社は25日、米国子会社であるエーザイ・インクが提出したアルツハイマー型認知症治療剤「アリセプト23mg 徐放製剤」(一般名:ドネペジル塩酸塩)の新薬承認申請が米国食品医薬品局(FDA)に受理されたと発表した。高用量製剤であるアリセプト23mg 徐放製剤は、中等度および高度アルツハイマー型認知症(AD)の患者の治療に対する選択肢を広げるために、開発が進められた。今回の申請は、現製剤を対象として欧米を中心に実施された第3相試験(二重盲検比較試験)をベースに行われた。アリセプトは同社が独自に合成したアセチルコリンエステラーゼ阻害剤。神経伝達物質のアセチルコリンを分解する酵素であるアセチルコリンエステラーゼを阻害することにより、脳内アセチルコリン量を増加させ、ADにおける認知症症状の進行を抑制する。アリセプトは、軽度および中等度のAD治療剤として、現在世界90ヵ国以上で承認されており、米国、日本、カナダ、中南米やアジアの一部の国などでは、高度ADにも承認されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.eisai.co.jp/news/news200949.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 小児心臓弁膜症、部分心臓移植は実現可能か/JAMA(2025/09/10) 「かぜ」への抗菌薬処方、原則算定不可へ/社会保険診療報酬支払基金(2025/09/10) がん患者への早期緩和ケア、終末期の救急受診を減少(2025/09/10) 双極症に対する気分安定薬使用が認知機能に及ぼす影響〜メタ解析(2025/09/10) 日本女性、出産意欲の向上に関連する要素は?/神奈川県立保健福祉大学(2025/09/10) AIによる診療記録作成で医師のバーンアウトが減少(2025/09/10) 肺切除後の肺瘻リスク、低侵襲開胸手術で軽減の可能性(2025/09/10)