欧州にて炎症性腸疾患に対する開発化合物TRK-170の第1相臨床試験を開始 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/10/29 東レ株式会社は28日、炎症性腸疾患への治療効果の発現が期待される開発化合物TRK-170の第1相臨床試験を欧州で開始したと発表した。今回同社が第1相臨床試験を開始したTRK-170は、免疫反応を司る白血球に特異的に作用し、疾患の原因となる過剰な免疫反応を抑制する経口剤。同社が保有する多くの化合物群から見出され、非臨床試験において薬効と安全性が確認されたため臨床試験を開始したとのこと。炎症性腸疾患は、大腸や小腸などの消化管に炎症が起こり、下痢、血便、腹痛などが続く免疫疾患。若年者に好発し、炎症の再燃・再発を繰り返して慢性化することが知られている。詳細はプレスリリースへhttp://www.toray.co.jp/news/rd/nr091028.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 小児心臓弁膜症、部分心臓移植は実現可能か/JAMA(2025/09/10) 「かぜ」への抗菌薬処方、原則算定不可へ/社会保険診療報酬支払基金(2025/09/10) がん患者への早期緩和ケア、終末期の救急受診を減少(2025/09/10) 双極症に対する気分安定薬使用が認知機能に及ぼす影響〜メタ解析(2025/09/10) 日本女性、出産意欲の向上に関連する要素は?/神奈川県立保健福祉大学(2025/09/10) AIによる診療記録作成で医師のバーンアウトが減少(2025/09/10) 肺切除後の肺瘻リスク、低侵襲開胸手術で軽減の可能性(2025/09/10)