サケ白子の蛋白分解物「プロタミン分解ペプチド」による口中内カンジダ菌の減少を確認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/10/26 ロート製薬株式会社は20日、近年増加傾向にあり、QOLの低下をもたらす「ドライマウス(口腔乾燥)」について研究を行い、サケ白子の蛋白分解物「プロタミン分解ペプチド」が『口中内カンジダ菌』を減少させることを人での臨床試験において確認したと発表した。『口中内カンジダ菌』は、ドライマウス(口腔乾燥)により増加することが多く、増加すると口中環境を悪化させ、痛みや炎症といった症状を引き起こす場合があることがわかっている。従来、この“カンジダ菌の増加”は重篤な場合以外は見過ごされていて、新たなアプローチが求められていたという。サケ白子の蛋白分解物である「プロタミン分解ペプチド」は食経験が豊富な素材で、手軽に用いることができ、ドライマウス対策の幅を広げる有用な素材であると考えているとのこと。なお、今回の成果は第20回日本老年歯科医学会(2009年6月、横浜)にて発表したとのこと。 詳細はプレスリリースへhttp://www.rohto.co.jp/comp/news/?n=r091020 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] SGLT2阻害薬、自己免疫性リウマチ性疾患のリスクは?/BMJ(2025/10/24) 腹部大手術時の周術期血圧管理、個別化vs.通常/JAMA(2025/10/24) ALK陽性進行NSCLCへのアレクチニブ、OS中央値81.1ヵ月(ALEX)/ESMO2025(2025/10/24) 下剤のルビプロストン、重大な副作用にアナフィラキシー追加/厚労省(2025/10/24) 免疫療法の対象とならない進行TN乳がん1次治療、Dato-DXdがPFSとOSを延長(TROPION-Breast02)/ESMO2025(2025/10/24) 結腸がん術後ctDNAによるde-escalation、リスク低減も非劣性は示されず(DYNAMIC-III)/ESMO2025(2025/10/24) 寝たきり原因第1位「脳卒中」、最新治療アクセス改善と患者支援の最前線/日本脳卒中学会・日本脳卒中医療ケア従事者連合・日本脳卒中協会(2025/10/24) 父親の厳しい子育てが子供のメンタルヘルスに影響(2025/10/24)