インフルエンザに関する危機意識 「外は危険、家は安心?」意識の境界線は“玄関”だった! 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/10/13 ダイキン工業株式会社が行ったアンケート調査「インフルエンザに関する危機意識」によると、インフルエンザ流行時でも、自宅の空気が安全だと思う人は約7割にものぼることがわかった。さらに、マスクを外す場所は、「家の中に入る時」(44.0%)と、「家の玄関先で」(31.7%)を合わせて75.7%を記録するなど、ウイルス感染に対する意識として、「家の中は安全」「家の外は危険」といった意識の差が表れた。 この調査は、全国の20代~60代の成人男女500人を対象に行われた。14回目となる今回の調査では、いま急速に拡大を続けている「新型インフルエンザ」を含む「インフルエンザ」に焦点を当て、ここなら大丈夫といった「安全な空気(場所)」、ウイルスに感染しそうな「危険な空気(場所)」などの危機意識と、実施している対策について調査された。 予防処置が最も必要なタイミングだと思う瞬間の第1位は「帰宅した時(50.6%)」が最も多く、安全・危険の意識は、自宅玄関を境界線にして切り替わる人が多いことがわかった 。また、パンデミック時に最も不安な場所は「交通機関や空港・駅など(91.0%)」である一方、「自宅(34.2%)」は最も低く、インフルエンザの流行時でも、自宅の中の空気は安全だと思う人は約7割であった。 対策については、十分な栄養や睡眠をとる、顔・手洗い(83.8%)、うがい(68.8%)などの“個人”の対策は実施できている反面、空気清浄機を使う(26.4%)、室内の加湿(17.2%)など、“室内環境”の対策に対する感染対策に関しては不十分な回答が目立った。 詳細はプレスリリースへ http://www.daikin.co.jp/press/2009/091008/index.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 インフルエンザ予防効果、N95マスクvs.医療用マスク/JAMA ジャーナル四天王(2019/09/19) 手洗い・マスク着用、一般市民は何割が実施?/感染症に関する意識・実態調査 医療一般(2020/12/01) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 再発を伴わない二次性進行型多発性硬化症、tolebrutinibが障害進行リスク抑制/NEJM(2025/04/25) 米国出生率、中絶禁止導入州で上昇/JAMA(2025/04/25) 症状のない亜鉛欠乏症に注意、亜鉛欠乏症の診療指針改訂(2025/04/25) サブタイプ別転移乳がん患者の脳転移発生率、HER2低発現の影響は(2025/04/25) 2年間のフレマネズマブ治療の有効性および継続性〜国内単一施設観察研究(2025/04/25) 遺伝性アルツハイマーへのgantenerumab、発症リスク低下に有効か(2025/04/25) tenecteplase、脳梗塞治療でアルテプラーゼと同等の効果(2025/04/25) 低ホスファターゼ症の新たな歯科症状が明らかに―全国歯科調査(2025/04/25)