1つのキットで2つの遺伝子型のノロウイルスを同時検出できる検出試薬キットが発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/09/10 島津製作所は7日、検体からの遺伝子の抽出・精製なしに直接遺伝子を増幅・検出できる「アンプダイレクト」技術を用いたノロウイルス検出試薬キットの改良新製品『ノロウイルスG1&G2検出試薬キット』を9月8日に発売した。このキットを使用することで、従来品では個別検出が必要であった遺伝子型の異なる2つのグループのノロウイルスを1つのキットで検出できるようになった。新製品は、G1およびG2両グループのノロウイルスを同時検出できるプライマーの開発により、従来の2種類の試薬キットを一体化したもの。従来キットの特長((1)糞便サンプルからRNAの抽出・精製なしにダイレクトにノロウイルス遺伝子の増幅ができる、(2)1本のチューブ内で糞便処理から増幅まですべての過程が簡便に行える、(3)偽陰性防止用の内部コントロールDNAが試薬の中に入っている、など)に加えて、1キットで2つの遺伝子型のノロウイルスを同時に検出(1検体1反応)できるため、検査時間は最大でこれまでの2分の1に、コストは3分の2に、それぞれ大幅に削減されるという。詳細はプレスリリースへhttp://www.shimadzu.co.jp/news/press/090907.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 敗血症性ショック、CRTに基づく個別化蘇生法が有用/JAMA(2025/11/14) 中等症~重症シェーグレン病、ニポカリマブが有用/Lancet(2025/11/14) 頭痛は妊娠計画に影響を及ぼすのか?(2025/11/14) 夜間照明が心疾患リスク上昇に影響(2025/11/14) ROS1陽性NSCLCに対するタレトレクチニブを発売/日本化薬(2025/11/14) EGFR陽性NSCLCへのオシメルチニブ+化学療法、日本人でもOS良好(FLAURA2)/日本肺癌学会(2025/11/14) 2型糖尿病の低血糖入院が減少傾向、その背景を紐解く(2025/11/14)