パーキンソン病に対するレボドパ製剤無作為化遅延開始試験(解説:仙石 錬平 氏)-1034

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2019/04/30

本記事のコメンテーター

仙石 錬平( せんごく れんぺい ) 氏

東京都健康長寿医療センター 神経内科専門部長

パーキンソン病の治療について考える際の重要な項目の1つに、進行抑制を可能とする治療法が存在するのかしないのかが挙げられる。2019年時点でパーキンソン病治療に対するDMTは存在しない。DMTを間接的に評価、証明するための研究デザインの1つに今回、本論文で使用された“delayed start trial”がある。これは、試験薬剤を研究開始時から投与する群(early-start group)と投与する時期を遅らせて開始する群(delayed-start group…

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