医療一般
ロシュ・ダイアグノスティックスは2022年7月15日付けのプレスリリースで、HER2陽性乳がんの術後化学療法+トラスツズマブへのペルツズマブの上乗せを検証した第III相APHINITY試験について、8年の長期フォローアップデータを発表した。なお、本データは欧州臨床腫瘍学会(ESMO)バーチャル・プレナリー(VP6-2022)で発表されたもの。
APHINITY試験は、HER2陽性早期乳がん患者の術後療法として、化学療法+トラスツズマブにペルツズマブを併用した際のプラセボ群に対する無浸潤疾患生存期間(iDFS)における優越性を検証した無作為化二重盲検プラセボ対照二群間比較試験。主要評価項目のiDFSについて、ペルツズマブ併用群の有意な改善が報告されている。
今回発表された、8年時の中間解析結果は以下の通り。