SCLCの頭蓋内管理、MRIサーベイランス単独かPCI併用か(SWOG S1827/MAVERICK)/WCLC2026
医療一般
初回治療後に脳転移を認めない小細胞肺がん(SCLC)患者において、MRIによる脳サーベイランス単独と、MRIサーベイランスおよび予防的全脳照射(PCI)の併用を比較した第III相試験の結果、認知機能低下または死亡までの期間(CFFS)はMRI単独群で有意に良好であった。
米国・コロラド大学のChad G. Rusthoven氏が、世界肺がん学会(WCLC2026)で発表した第III相無作為化比較試験SWOG S1827/MAVERICKの結果である。
SCLCは脳転移の頻度が高く、予防的治療を行わない場合、約40~60%が脳転移を発症するとされる。PCIは頭蓋内病勢進行を約50%低下させる一方で、認知機能やQOLへの障害を引き起こす。