日本初のアプタマー医薬品、マクジェンが新発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/10/17 ファイザー株式会社は10月14日、加齢黄斑変性症治療剤「マクジェン硝子体内注射用キット0.3mg」(一般名:ペガプタニブナトリウム)を新発売した。マクジェンは、加齢などが原因で物がゆがんだり、視野の中心が欠けて見えるなどの症状を起こす滲出型(しんしゅつがた)の加齢黄斑変性症(Age-related Macular Degeneration:AMD)の治療薬。病的な血管の成長や血液などの漏出をひき起こす原因となる体内の物質の働きを抑え、病的な血管の成長を遅らせることで、視力が低下する速度をゆるやかにする。マクジェンは日本初のアプタマー医薬品であり、眼球内(硝子体内)に投与する注射剤なので、薬剤が必要とされる眼底に確実に到達させることができるという。なお、マクジェンは米国では2004年12月に、欧州では2006年1月に新生血管を伴う滲出型AMDの治療薬として承認され、2008年1月現在、欧米を始め53の国または地域で承認を取得している。詳細はプレスリリースへhttp://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2008/2008_10_14.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 不眠症へのベンゾジアゼピン中止のための介入策の効果は?/BMJ(2025/06/27) 局所進行頭頸部がん、周術期ペムブロリズマブ上乗せが有効(KEYNOTE-689)/NEJM(2025/06/27) 手術不能胃がんに対する2次治療:抗HER2抗体薬物複合体vs.ラムシルマブ+パクリタキセル併用療法(解説:上村直実氏)(2025/06/27) DVRd療法、移植適応・非適応によらず未治療多発性骨髄腫に使用可能に/J&J(2025/06/27) 7月13日開催、講習会『イノベーション委員会プログラム』【ご案内】(2025/06/27) 溶連菌咽頭炎への抗菌薬、10日間から短縮可能?(2025/06/27) 自閉スペクトラム症に対する非定型抗精神病薬の有効性〜ネットワークメタ解析(2025/06/27) 腹部脂肪は乾癬リスクを高める?(2025/06/27) 潰瘍性大腸炎の予後因子、思考を説明できるAIで特定(2025/06/27)