アンジオテンシンII受容体拮抗薬「ミカルディス」FDAより適応追加を取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/10/26 ドイツ・ベーリンガーインゲルハイムは20日(現地時間)、米国食品医薬品局(FDA)より、同社のアンジオテンシンII受容体拮抗薬ミカルディス(一般名:テルミサルタン)について、「55歳以上の心血管イベント高リスク患者における心筋梗塞、脳卒中、心血管死のリスク減少」の適応追加の承認を取得したと発表した。今回の適応追加は、ミカルディス(テルミサルタン)について脳・心血管イベント抑制効果を検討するために患者25,620例を対象に最長6年にわたり実施された大規模臨床試験ONTARGETのデータに基づいたもの。この試験によりミカルディス(テルミサルタン)は、ARBとして唯一、心血管イベントの高リスク患者において心血管イベント減少効果を示すことが確認されている。今回、ONTARGETで実証された有用性が評価されたことは、今後の高血圧治療におけるテルミサルタン(ミカルディス)の存在意義を、従来より高めたと考えられるという。詳細はプレスリリースへ http://www.boehringer-ingelheim.co.jp/com/Home/Newscentre/pressrelease/news_detail.jsp?paramOid=9802 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 1型ナルコレプシー、oveporextonが入眠潜時を改善/NEJM(2025/05/28) EGFR陽性NSCLC、アミバンタマブ+ラゼルチニブが新たな1次治療の選択肢に/J&J(2025/05/28) 高額療養費制度見直しががん医療現場に与える影響/日本がんサポーティブケア学会(2025/05/28) 高齢者の不眠を伴ううつ病に対する薬理学的介入効果の比較〜ネットワークメタ解析(2025/05/28) 飲酒は膵がんに関連するのか~WHOの大規模プール解析(2025/05/28) 原発性アルドステロン症診断のための座位生理食塩水負荷試験は有効か?(2025/05/28) 希少がん患者、新たな放射線治療で副作用なくがんを克服(2025/05/28) 自閉スペクトラム症の光過敏に新知見(2025/05/28)