COVID-19、小児はウイルス量が多いが主要な感染源ではない? 最終更新:2020/08/04 バイオの火曜日 先週木曜日、JAMA Pediatrics誌に小児の上気道のウイルス量が成人の10~100倍との報告が掲載された。しかし、これまでの他の多くの報告では、小児は主要な感染源とはなりにくいとされており…?
過剰反応か、慎重さの表れか、中国の強権的コロナ対策 最終更新:2020/07/30 裏側から木曜日 17人の感染者発覚により、400万人都市である新疆ウイグル自治区ウルムチ市のロックダウンを敢行し、中国渡航者にはPCR検査による陰性証明を義務付けた中国当局。この徹底ぶりは何を物語る?
妊婦の大敵水痘、高齢者の大敵帯状疱疹 最終更新:2020/07/29 今、知っておきたいワクチンの話 今回は「水痘」と「帯状疱疹」です。水痘は未感染の妊婦が感染すると胎児に重大な結果を招き、帯状疱疹は痛みのためにQOLを大きく損ないます。ワクチンをどう予防に役立てるか、来住知美氏が解説します。
COVID-19、インターフェロンが無作為化試験で効果示す 最終更新:2020/07/28 バイオの火曜日 吸入型インターフェロンβ薬が、約100例と小規模ではあるものの、プラセボ対照無作為化試験でCOVID-19に対する治療効果を示した。一方、重症化因子となりうるとの報告もあり、各国からの報告を読み解く。
ALS患者の嘱託殺人で医師逮捕、明るみに出たさまざまな問題 最終更新:2020/07/27 まとめる月曜日 「コロナ余波による医業収入の落ち込み、回復の兆し見えず」「不正入試問題の東京医大、元理事長に1億円の申告漏れが発覚」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください!
世界が嘱望の新型コロナ予防ワクチン試験、質が伴うスピード感? 最終更新:2020/07/24 バズった金曜日 先日、アストラゼネカ社とオックスフォード大学による第I/II相試験結果がLancet誌に掲載。同社らは9月ごろに日本で供給を開始する方針ですが、異例のスピード感に試験データの質は伴うのでしょうか…。
COVID-19後遺症、長引く疲労感が特徴の難治性疾患と類似か 最終更新:2020/07/21 バイオの火曜日 7月上旬、米国国立アレルギー感染病研究所のファウチ所長が、長く続く疲労症候群がCOVID-19に伴う場合があり、その症状がいまだ病態などが詳しく解明されない難治性疾患に類似しているとの見解を示した。
COVID-19軽症か発症しないケース、以前の別のコロナウイルスへの感染が関与? 最終更新:2020/07/14 バイオの火曜日 複数の試験で、無症状か軽症の感染者の多くで強いメモリーT細胞反応が検出された一方、抗体反応が確認されない感染者も。そのT細胞反応は、別のコロナウイルスへの感染によって備わる可能性が指摘されている。
HIV患者はCOVID-19に感染しやすいか 最終更新:2020/07/14 新興再興感染症に気を付けろッ! COVID-19をはじめ、厄介な感染症の最前線で診療に携わる忽那賢志氏を筆者に迎え、感染症診療に関するさまざな知見をやさしく解説いただきます。今回は「HIV」と「COVID-19」です。
医師過労死の長崎みなとメディカル、控訴から一転和解へ ほか 最終更新:2020/07/13 まとめる月曜日 「日本医師会、「骨太の方針2020」(原案)に対する3つの懸念」「コロナに直面する医療機関の経営支援を!超党派議連が発足」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください!
サイトメガロウイルス検査について聞かれたら 最終更新:2020/07/10 患者説明用スライド 成人の約70%は抗体を持っているにもかかわらず、あまり聞きなじみのないサイトメガロウイルス。獨協医科大学病院・志水太郎氏監修のスライドで説明してみませんか。
マスクの落とし穴~着用時に気をつけたい3つのこと~ 最終更新:2020/07/09 患者説明用スライド 感染症予防として国民にマスク着用の習慣が身に付いてきました。今後はマスクを着用できない人への配慮、マスクをしないほうが良い場合など状況に応じた対応が必要です。
尾身副座長すら寝耳に水?急転直下の専門家会議廃止 最終更新:2020/07/09 裏側から木曜日 新型コロナ対策を協議するために今年2月に設置された国の専門家会議が、突如として廃止に。経済学者やメディアの役員が構成員に名を連ねる後継分科会には、官邸の思惑が交錯しているようです。
コロナ患者のカルテ不正閲覧、鳥取でなぜ起きた? 最終更新:2020/07/08 ざわつく水曜日 気になるけれども、あまりおおっぴらには語りにくい、そんな医療業界の情報を医療メディアの元編集長が紹介します。今回は、鳥取県立中央病院で起きた、新型コロナ患者のカルテ不正閲覧のニュースです。
COVID-19、ワクチン接種希望者は2人に1人? 最終更新:2020/07/07 バイオの火曜日 世界中でワクチン開発が進められる一方、反ワクチン活動家たちが活発に誤った情報を発信中で、ワクチン不信の問題は根深い。血液脳血管関門の定説を覆す新たな報告と、2つのテーマの最新情報をお届けします。
新型コロナウイルス拡大、日本の超過死亡は? 最終更新:2020/07/06 まとめる月曜日 「新型コロナウイルス感染症対策分科会、専門家会議副座長の尾身茂氏が分科会長に」「相次ぐオンライン診療の初診での恒久化を求める声」ほか。先週の医療ニュースのキャッチアップにお役立てください!
自由診療の抗体検査がもたらす市民の勘違い 最終更新:2020/07/03 バズった金曜日 厚生労働省が6月に3都府県で実施した抗体保有調査。これとは別の主旨で自由診療の抗体検査を行う医療施設が増えているようです。しかし、抗体検査を受けたい一般市民の思惑は医療者の考えとは異なるようで…。
インフルエンザウイルス検査について聞かれたら 最終更新:2020/07/03 患者説明用スライド 「とりあえず検査してください」という患者さん。結果が出るまでの待ち時間に、説明スライドを渡してみてはいかがでしょうか。監修は獨協医科大学病院の志水太郎氏です。
ワクチン治験の対象に医療従事者は妥当?大阪ワクチン報道で考えたこと 最終更新:2020/07/01 ざわつく水曜日 気になるけれども、あまりおおっぴらには語りにくい、そんな医療業界の情報を医療メディアの元編集長が紹介します。今回は、国内外で開発競争が激化する新型コロナワクチン、その科学と政治との境界線を考察します。
“遺伝子編集ベビー”誕生報道から1年半、続く複数の研究から見えてきたこと 最終更新:2020/06/30 バイオの火曜日 1年半前、世界初の“遺伝子編集ベビー”が中国で誕生したと報じられ、議論に。HIV、失明、心臓病などをなくしたいという目的が根本にあるものの、各国で続く研究から見えてきたこととは。