冷え性と下肢浮腫、漢方薬を処方するなら? 最終更新:2024/06/07 漢方カンファレンス2 冷え性と下肢浮腫を主訴とする70代女性が来院。本症例への漢方処方について、漢方医の問診とカンファレンスをもとに考えていきましょう。冷えが主訴でも「陰証」とは限りません。
治療方針をなかなか選べない患者さんへの対応 最終更新:2024/06/07 もったいない患者対応 患者さんへ治療方針を複数提示したものの、選べず困ってしまうということはないでしょうか?今回は、軽症虫垂炎の患者さんに手術と保存的治療の2つの選択肢を提案する場面を例に、理想的な対応を紹介します。
症状のない60代男性、PSA検査は行うべき? 最終更新:2024/06/03 日常診療アップグレード 定期検診で来院した63歳男性が「60歳になったら前立腺がんの検査であるPSA検査を受けるべき」ということをテレビで目にし、相談してきました。とくに症状はありませんがPSA検査を受けるべきでしょうか?
アドレナリン?エピネフリン? 最終更新:2024/05/29 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、アドレナリンに2つの名称が存在する理由について。その理由には、100年以上前の開発の歴史が関係しています。
人口減エリアにおける医療機関、生き残りの最後の切り札は? 最終更新:2024/05/29 ざわつく水曜日 2017年4月に制度がスタートした「地域医療連携推進法人」。現状39法人と数的には今ひとつですが、各地でこの枠組みを使った新たな展開がはじまっており、制度自体の使い勝手も向上しているようです。
高齢者診療の困ったを解決するヒントは「老年医学」にあり!【新連載】 最終更新:2024/05/28 こんなときどうする?高齢者診療 「肺炎治療は成功したけれど自宅に帰ることができなくなってしまった85歳女性」どうしたらよりよい結果を得られたのでしょうか?老年医学の考え方と型から解決のヒントを探ります。
重症下痢が報告されている降圧薬は? 最終更新:2024/05/27 一目でわかる診療ビフォーアフター ある降圧薬は、頻度は低いものの長期連用により重症下痢を引き起こすことが報告されており、「便通異常症診療ガイドライン2023―慢性下痢症」にも下痢と関連がある薬剤として記載されています。その降圧薬とは?
「フレイル」の起源は?形容詞なのに名詞で使われる理由 最終更新:2024/05/24 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 高齢者医療で使われる「フレイル」。日本語の「フレイル」は名詞ですが、それに対応する英語の“frail”は形容詞です。なぜこんな使われ方をするようになったのでしょうか?
「抗生物質ください!」にはどう対応すべき? 最終更新:2024/05/22 もったいない患者対応 風邪をひいた患者さんに「抗生物質ください!」と言われた経験はないでしょうか?風邪に抗生物質は効かないことを説明しても理解してもらえない場合、どのように対応するのがよいでしょうか?
【新連載】これだけはおさえておきたい!漢方診療のポイント 最終更新:2024/05/20 漢方カンファレンス2 「こむら返りには芍薬甘草湯」など、キーワードを基に漢方薬を選択することはありませんか?しかし、選択の根拠は説明できるでしょうか。第1回は漢方処方のプロセスとポイントをまとめます。
「クスリが飲みにくい」、処方の落とし穴を回避するには… 最終更新:2024/05/20 非専門医のための緩和ケアTips 緩和ケアでは嚥下機能の落ちている患者さんが多いので、クスリの飲みやすさは重要です。散剤、貼付薬、坐薬、注射薬などを使い分けますが、鎮痛目的で処方されるオピオイドには注意点があります。
心不全患者の退院、再入院を防ぐためには? 最終更新:2024/05/20 日常診療アップグレード 市中肺炎を契機に心不全が増悪し入院となった82歳男性。ループ利尿薬の投与で症状が回復し、退院を予定しています。再入院を防ぐために大切なことは?
慢性下痢症、本邦初の診断基準は? 最終更新:2024/05/13 一目でわかる診療ビフォーアフター 変更のあった診断基準や治療法について、“情報アップデート度”をクイズ形式でチェック!「便通異常症診療ガイドライン2023―慢性下痢症」に記載された本邦初の診断基準について。
睡眠中の脳梗塞、治療の選択肢は? 最終更新:2024/05/08 救急診療の基礎知識 今回は睡眠中の脳梗塞の症例をお届けします。血栓溶解療法、血栓回収療法の選択について、救急医療のエキスパート、坂本壮氏がレクチャーします。
アセトアミノフェン過量内服、肝機能異常はいつ出る? 最終更新:2024/05/08 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、アセトアミノフェン過量内服時の対応について。肝機能検査で異常値が出るまでの期間と対応を解説します。
両側下腿の浮腫と発赤、抗菌薬は投与する? 最終更新:2024/05/06 日常診療アップグレード 2年前から両側下肢の腫脹がある75歳女性が、1週間前から浮腫が悪化したため受診。体温は37.0℃で両側下腿に発赤も認めますが全身状態は良好です。蜂窩織炎を疑い、抗菌薬を点滴投与するのは適切でしょうか?
呼吸困難が強いのに「自力でトイレに行きたい」 最終更新:2024/05/06 非専門医のための緩和ケアTips 呼吸困難が強く、自力歩行は危険なのにもかかわらず、「自力でトイレに行きたい」という患者さんは多くいます。医師としては、こうしたケースにどう関わっていけばよいのでしょうか?
男性でもラプンツェル症候群を起こすことがある? 最終更新:2024/05/03 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 ラプンツェル症候群は、ディズニー映画で有名な長髪のお姫さまが由来の疾患です。髪の毛を食べてしまう精神疾患が背景にあり、胃石や腸閉塞の原因となります。女性に多い疾患ですが、男性に起こることも?
腹痛を具体的に説明してもらうには 最終更新:2024/05/03 患者説明用スライド 自分の症状を勘違いしていたり、別の病気と思い込んで症状を訴えたりする患者、身近にいませんか?そのような患者の誤解を解くためにお役立てください。連載「Dr.山中の攻める!問診5step」より。