治療抵抗性のがん治療、抗てんかん薬が役立つ可能性 最終更新:2024/08/27 バイオの火曜日 抗てんかん薬の投与によって、乳酸の蓄積を防ぎ、化学療法に治療抵抗性であった腫瘍の感受性を再び高める可能性が示唆されました。腫瘍を縮小させ、生存期間を延長させることも報告されています。
転倒患者が処置後に死亡、裁判の争点は… 最終更新:2024/08/23 医療訴訟の争点 患者が転倒した場合、初期対応としてどこまで精査していますか?今回、転倒直後に意識レベルの低下、四肢の動きに左右差がなかった患者を処置するも、その数時間後に死亡しました。対応医師に下された判決とは…。
英語でも使い分ける「がん」と「癌」 最終更新:2024/08/22 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 「癌」は上皮組織系由来の腫瘍、「がん」は肉腫や造血器腫瘍など上皮組織系由来ではないものを含んだ広い意味での疾病全般を指す、とされています。英語でもこの2つを使い分けることがあります。
40年前に尿道に入れた異物 最終更新:2024/08/16 Dr.倉原の“おどろき”医学論文 自慰目的で挿入することが多いとされる泌尿器系の異物。比較的急速に症状が出て、救急搬送されるような激烈なものが多いそうですが、今回は、まさかの40年後に尿道異物が診断された、きわめて稀有な症例報告です。
非常につらい倦怠感、漢方診療のポイントは? 最終更新:2024/08/16 漢方カンファレンス 長期の入院で体力低下により冷えが生じ、闘病反応が乏しい患者さんが非常につらい倦怠感を主訴として来院。漢方診療における問診のポイントと薬剤選択について、解説します。
英語で「やることがたくさんある」は?ネイティブがよく使うこの表現 最終更新:2024/08/13 1分★医療英語 自分の忙しさを訴えるとき、“busy”ばかりを使いがちですが、ネイティブが会話でよく使う、こんな言い回しを知っておくと便利です。海外で診療に当たる日本人医療者が「生きた英語」を解説します。
いよいよあの「線虫がん検査」に行政のメスが入る? 最終更新:2024/07/31 ざわつく水曜日 6月に厚労省のプロジェクトチームが医療ベンチャー振興に関する提言を発表しました。この中にある「非臨床の消費者向け検査サービスに関する法規制の明確化を図る」という項目に注目しました。
書籍紹介『遺伝性乳癌卵巣癌(HBOC)診療ガイドライン 2024年版 第3版』 最終更新:2024/07/31 医学のしおり 多様な価値観を尊重するため、作成方法にこだわって作成された最新のHBOC診療指針。HBOC診療において、遺伝的背景を有する個人やその家族と協働しながら、さまざまな選択をするために必要不可欠な1冊です。
英語で「最後に食事をしたのはいつですか」は?手術前に必須の表現 最終更新:2024/07/30 1分★医療英語 救急医療の現場などで、手術や検査が行えるかどうかを確認するために、「最後に食事をしたのはいつですか?」と聞く場面は多いかと思います。英語ではどう表現するのでしょうか?便利な略語も一緒に紹介します。
「ブラックペアン2」の手術写真に“清潔警察” 最終更新:2024/07/18 現場から木曜日 二宮和也さんが外科医を演じる医療ドラマ「ブラックペアン」の続編が始まりました。ところが、二宮さんがSNSにアップしたドラマのオフショットに対して、医療従事者のアカウントから批判コメントが集まる事態に…。
ASCO2024 レポート 乳がん 最終更新:2024/07/16 学会レポート ASCO2024乳がんのトピックを国立国際医療研究センター病院の下村昭彦氏がレビュー。日常診療にインパクトを与える結果は?
その尿検体、どのように採取されている? 最終更新:2024/07/12 とことん極める!腎盂腎炎 尿検査は「電子カルテでオーダーし、結果を確認するだけ」という方もいるのではないでしょうか?しかし尿検査は非常に奥深い検査です。今回は検体の採取方法と取り扱い方法、細菌尿と膿尿の定義・原因を解説します。
研修医の“誤診”報道に医療界が反発!日赤本社の隠蔽体質も影響か 最終更新:2024/07/10 ざわつく水曜日 先月、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院が公表した医療事故。発表直後は「研修医が誤診」といった見出しの報道が行われましたが、その後、医療メディアなどではそうした見方に対する反論が相次いでいます。
2024年上半期注目論文5選(消化器内科編) 最終更新:2024/07/10 2024年上半期(1~6月)に発表された論文の中で、横浜市立大学大学院医学研究科肝胆膵消化器病学教室の栗田祐介氏、米田正人氏が「自身の臨床に役立つ」という観点で選んだ5つの論文とは?
がんはなぜ「cancer(カニ)」? 最終更新:2024/07/10 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、がんの語源について。「cancer」はがんのほかにカニを意味しますが、なぜがんはcancerとよばれるのでしょうか?
英語で「コロナ陽性です」は?名詞でも動詞でも使えるこの言葉! 最終更新:2024/07/09 1分★医療英語 新型コロナウイルス感染症の流行以降、医療現場の日常用語となった「コロナ陽性」や「コロナ検査」。英語ではどう表現するのでしょうか?海外で診療に当たる日本人医療者が「生きた英語」を解説します。
過去に戻れたらどの診療科を選ぶ?人気は○○科 最終更新:2024/07/08 Drs' Voice 先生は現在の診療科に満足されているでしょうか。もし、医学生や研修医に戻れるとしたら、現在の診療科を選択されるでしょうか。それとも…?会員医師1,000人を対象にアンケート調査を実施しました。
交絡因子の3条件 最終更新:2024/07/05 「実践的」臨床研究入門 観察研究において因果関係を歪める「交絡因子」。何をその研究の交絡因子としてデータを集めるのか。「交絡因子の3条件」とともに解説します。
英語で「できることはすべてやった」、患者さんへの声掛けに 最終更新:2024/07/02 1分★医療英語 あらゆる手を尽くしたものの、回復が思わしくない患者さん。医師としてもどう声を掛けるべきか悩むところですが、「できることはすべてやりました=悔いはない」という意味を表す、英語特有の表現を紹介します。