変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の異常プリオン罹患率、100万人中289人

英国では、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)の病原と考えられる異常プリオンタンパクの罹患率は、多くとも100万人中289人であることが明らかになった。これまでの調査結果では、同罹患率の95%信頼区間が100万人中60~853人だった。今回の結果は前回の結果と整合性はあるものの、より少ない予測数が算出された。報告は、英国Health Protection AgencyのJonathan P Clewley氏らが、6万人超について行った調査によるもので、BMJ誌2009年5月30日号(オンライン版2009年5月21日号)で発表した。