過活動膀胱治療薬「HOB-294」の国内第II相臨床試験で症状の改善を確認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/08/10 久光製薬株式会社は6日、同社が開発中の過活動膀胱治療薬HOB-294(オキシブチニン塩酸塩 経皮吸収型製剤)の国内第II相臨床試験の結果を発表した。HOB-294 は、尿意切迫感や頻尿などの症状を有する「過活動膀胱」の治療を目的としたオキシブチニン塩酸塩を含有する経皮吸収型製剤。今回実施した第II相臨床試験は、過活動膀胱患者を対象に8週間にわたりプラセボと比較した二重盲検比較試験。対象患者にプラセボまたはHOB-294を1日1回投与し、症状の改善を主要評価項目とした。データ解析の結果、HOB-294の用量-反応を確認するとともに、有効性に関して主要評価項目でプラセボ投与群との間に統計学的有意差をもって改善を認めることができたという。さらに、安全性に関して重篤な有害事象は認められなかったとのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/HOB_090806.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 輸液選択、乳酸リンゲル液vs.生理食塩水/NEJM(2025/08/14) 70歳以上のER+/HER2-高リスク乳がん、術後化学療法追加は有益か/Lancet(2025/08/14) 「地域医療、医療DX、医薬品の安定供給」を2026年予算要求に要望/日医(2025/08/14) 日本における認知症予防、社会参加の促進はどの程度効果があるのか(2025/08/14) 循環器病予防に大きく寄与する2つの因子/国立循環器病研究センター(2025/08/14) 高齢てんかん患者では睡眠不足が全死亡リスクを押し上げる(2025/08/14) 卵は本当にLDL-C値を上げるのか(2025/08/14) 硬膜外カテーテル、13%で位置ずれ? 経験豊富な医師でも注意が必要(2025/08/14)