「エンブレル皮下注用25mg」若年性特発性関節炎の効能追加承認取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/07/10 ワイス株式会社は8日、武田薬品工業株式会社とコ・プロモーションのもと販売している関節リウマチ治療薬「エンブレル皮下注用25mg」(一般名:エタネルセプト、以下「エンブレル」)について、同社が7日付けで、厚生労働省より、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(Juvenile Idiopathic Arthritis、以下「JIA」)の効能追加、および、「エンブレル皮下注用10mg」の剤型追加の承認を取得したと発表した。若年性特発性関節炎(JIA)は16歳未満で発症し関節を主病変とする原因不明の慢性炎症性疾患であり、日本における患者数は約3,000名で、そのうち約30%が多関節型にあたると推定されている。エンブレルは関節リウマチにおける炎症発生のプロセスにおいて重要な役割を果たしているTNFに結合することで、TNFを生物学的に不活化させるとともに、関節リウマチの病態に関与するもう1つのサイトカインであるLT-αにも結合することが確認されている。その結果、エンブレルは関節リウマチに見られる炎症作用を著しく抑制するという。なお、「エンブレル皮下注用10mg」は、薬価収載後販売を開始するとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.wyeth.jp/news/2009/0708.asp(ワイス株式会社)http://www.takeda.co.jp/press/article_34886.html(武田薬品工業株式会社) 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 手術低~中等度リスク重症大動脈弁狭窄症、TAVI vs.SAVRの1年成績/NEJM(2024/04/26) 狭小弁輪を伴う大動脈弁狭窄症へのTAVR、自己拡張型弁vs.バルーン拡張型弁/NEJM(2024/04/26) 若年乳がんサバイバーにおける2次原発性乳がんのリスク因子/JAMA Oncol(2024/04/26) アレクチニブによるALK陽性肺がん術後補助療法をFDAが承認/中外(2024/04/26) うつ病の第2選択治療、機械学習で最適化できるか(2024/04/26) テレビや動画の視聴時間の長さは夜間頻尿リスクに関連(2024/04/26) ChatGPTは医師の10倍の速さで事務作業をこなす(2024/04/26) 1型糖尿病患者の血糖変動の認知機能への影響(2024/04/26)