エベロリムスが難治性または再発リンパ腫患者の腫瘍サイズを縮小 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/06/25 スイス・ノバルティス社は、エベロリムス(米国製品名:Afinitor錠)が、再発した非ホジキンリンパ腫およびホジキン病の患者の33%において、腫瘍サイズを著しく縮小させたことが新しいデータで示されたと発表した。試験の結果は、ドイツ・ベルリンで開かれた第14回欧州血液学会(14th annual European Hematology Association congress)で発表された。結果では、エベロリムスの投与を受けた再発非ホジキンリンパ腫およびホジキン病の患者の33%で、50%以上の腫瘍サイズの減少が見られたことが示され、この33%の全奏効率(ORR)は、完全または部分奏効として定義されているとのこと(95%信頼区間:26~41%)。全145名の患者の無増悪期間の中央値は4.3ヵ月(95% CI:3.6~5.9ヵ月)であり、効果の見られた48人の患者の奏効期間の中央値は6.8ヵ月(95% CI:5.4~11.0ヵ月)でした。うち19人の患者では、投与6ヵ月目でも疾患の増悪は見られなかったという。また、同社はリツキシマブと化学療法の併用による一次治療で完全寛解を達成した高悪性度DLBCLの患者を対象に、エベロリムス(開発コード:RAD001)による補助療法を検討する第III相試験であるPILLAR-2(PIvotaL Lymphoma triAls of RAD001)試験を開始した。この国際試験は、DLBCLの患者の無病生存期間を延長する上でのエベロリムスの可能性を評価するもの。患者の寛解期が長いほど、無病生存の可能性が高くなるという。 約半数の患者は初期治療で完全寛解に達した後に再発するが、そうした患者に対して承認されている治療法はなく、重大なアンメット・ニーズがあるとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090619_02.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] GLP-1受容体作動薬、物質使用障害の予防や治療に有効か/BMJ(2026/03/13) 最新の人工股関節、30年後も92%が再置換術不要/Lancet(2026/03/13) nalbuphine:IPFに伴う慢性咳嗽に対する新しいアプローチ(解説:田中希宇人氏/山口佳寿博氏)(2026/03/13) 末梢動脈疾患(PAD)の症状改善にメトホルミンは無効(解説:小川大輔氏)(2026/03/13) PHSは過去のもの?それとも現役?/医師1,000人アンケート(2026/03/13) 胃がん術後の早期経口摂取、ガイドライン記載も実施は2割/日本胃癌学会(2026/03/13) 日本における妊娠および授乳中のブレクスピプラゾール投与、その安全性を評価(2026/03/13) 脳外傷後の迅速な神経リハがアルツハイマー病のリスクを抑制する(2026/03/13) エクソーム解析で家族性高コレステロール血症の遺伝子変異保有者を特定可能(2026/03/13) 身体活動習慣を維持することが中年期の累積ストレスの少なさと関連(2026/03/13)