米国ニューロジェシックス社とのQutenzaの商業化に関するライセンス契約締結 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/06/25 アステラス製薬株式会社は23日、同社の欧州子会社アステラスファーマヨーロッパLtd.(本社:英国ステインズ、以下「アステラス ファーマ EU」)が、米国のバイオ医薬品会社ニューロジェシックス社(英名:NeurogesX, Inc.、本社:米国カリフォルニア州)と、6月19日(現地時間)に、同社の末梢神経因性疼痛治療剤「Qutenza(キューテンザ)」について、欧州および中東、アフリカ(以下「契約地域」)での商業化に関する独占的なライセンス契約を締結したと発表した。Qutenzaは、高濃度カプサイシンを主成分とする局所パッチ剤。単剤および他の疼痛治療剤との併用により、成人における非糖尿病性の末梢神経因性疼痛を適応症として、2009年5月に欧州委員会(European Commission)より承認を取得している。今回の契約により、アステラス ファーマ EUは契約地域におけるQutenzaの商業化、ならびに欧州市場における市販後の臨床試験を行う。アステラス ファーマ EUは契約締結時に、Qutenzaの商業化の権利取得の対価として30百万ユーロの一時金をニューロジェシックス社に支払い、また、Qutenza と同じ有効成分を用いて液剤での開発を進めている次世代の末梢神経因性疼痛治療剤NGX-1998のオプション権取得の対価として、5百万ユーロの一時金を支払うとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.astellas.com/jp/corporate/news/detail/qutenzatm.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] DES留置後1年以上の心房細動、NOAC単剤vs.NOAC+クロピドグレル併用/NEJM(2025/12/12) 妊娠中の体重増加と母体および新生児の臨床アウトカムの関連/BMJ(2025/12/12) ウォートンゼリー由来間葉系幹細胞の冠動脈内注入は心筋梗塞後の心不全を予防するかもしれない(解説:原田和昌氏)(2025/12/12) ER+/HER2-早期乳がん術後ホルモン療法、giredestrant vs.標準治療(lidERA)/SABCS2025(2025/12/12) ベンゾジアゼピンの使用は認知症リスクにどの程度影響するのか?(2025/12/12) 小児期の肥満は成人後に診療数が多くなる(2025/12/12) AIモデルが臓器ドナーの死亡タイミングを予測(2025/12/12) 脂肪由来の幹細胞が脊椎圧迫骨折の治癒を促進(2025/12/12) アトピー性皮膚炎患者に最適な入浴の頻度は?(2025/12/12)