エベロリムスが優先審査品目に指定される 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/04/27 ノバルティス ファーマ株式会社は23日、同社が根治切除不能又は転移性の腎細胞がんの治療薬として1月28日に製造販売承認の申請を行ったエベロリムス(開発コード:RAD001)が、4月2日付で優先審査品目に指定されたことを発表した。エベロリムスは、がんの増殖、成長および血管新生の調節因子であるmTORを持続的に阻害する。このmTORタンパクの阻害により、腫瘍細胞の増殖抑制と血管新生阻害という2つのメカニズムで抗腫瘍効果を発揮し、がん治療に新たなアプローチを提供することが期待される薬剤である。エベロリムスは「Afinitor」の製品名で、3月30日に米国FDAから前治療が無効となった進行性腎細胞がんの治療薬として承認を取得した他、現在、EUをはじめとする各国で承認を申請されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.novartis.co.jp/news/2009/pr20090423.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] ベルイシグアト、急性増悪のないHFrEFのイベント抑制効果は?/Lancet(2025/09/11) 降圧薬で腸管血管性浮腫の報告、重大な副作用を改訂/厚労省(2025/09/11) EGFR陽性NSCLCの1次治療、オシメルチニブ+化学療法がOS改善(FLAURA2)/WCLC2025(2025/09/11) 高齢やフレイルのCLL患者、アカラブルチニブ単剤で高い奏効率(CLL-Frail)/Blood(2025/09/11) 砂糖の取り過ぎは認知症リスクと関連するか(2025/09/11) 他者を手助けする活動で認知機能の低下速度が緩やかに(2025/09/11) AIチャットボットによるてんかん教育介入の効果、「えぴろぼ」の実用性と今後の課題(2025/09/11)