前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ」のアセアン諸国などにおけるライセンス契約が締結 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/04/06 キッセイ薬品工業株式会社とエーザイ株式会社は2日、キッセイ薬品が創製した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ」(一般名:シロドシン)に関して、アセアン10ヵ国ならびにインドおよびスリランカを対象としたライセンス契約を締結したことを発表した。今回の契約締結により、エーザイは、キッセイ薬品より対象国におけるユリーフの独占的開発・販売権を取得することになった。ユリーフは、キッセイ薬品が創製した選択的α1A受容体遮断薬であり、主に前立腺に存在するα1A受容体を遮断することにより、前立腺の緊張を緩和して尿道抵抗を改善し、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。既存薬に比べ効果の発現が早く、尿が出にくいなどの排尿症状と、頻尿や尿が我慢できないなどの蓄尿症状の両症状を改善する特長がある。日本では2006年に発売され、海外では昨年4月に韓国で承認されたほか、米国では昨年10月に承認され、現在発売に向けた準備が進められているという。また、欧州では昨年11月に、中国では昨年12月にそれぞれ承認申請されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.kissei.co.jp/news/press2009/seg090402.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 血友病Bへのfidanacogene elaparvovec、長期の安全性・有効性/NEJM(2025/04/28) 局所進行上咽頭がんの1次治療、補助化学療法+CCRT vs.CCRT/BMJ(2025/04/28) 心房細動アブレーションはパルスフィールドアブレーション一択となるか(解説:高月誠司氏)(2025/04/28) ゾルピデムとBZDの使用が認知症リスク増加と関連〜メタ解析(2025/04/28) 「急性腹症診療ガイドライン2025」、ポイント学習動画など新たな試みも(2025/04/28) タバコ規制により米国で400万人近い人が死亡を回避(2025/04/28) 糖尿病性腎症の世界疾病負荷、1990~2021年にかけて増大(2025/04/28) ハイテクTシャツで術後患者のバイタルサインをモニタリング/欧州泌尿器科学会(2025/04/28) 熱中症の重症度が尿でわかる?(2025/04/28)