IBMと千葉県がんセンター、千葉大学の3者が、ワールド・コミュニティー・グリッドで治療薬開発に取り組む「ファイト!小児がんプロジェクト」を開始 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/03/23 IBM、千葉県がんセンター、千葉大学の3者は17日、小児がんの一種である神経芽腫の新しい治療薬を開発することを目的としたプロジェクト「ファイト!小児がんプロジェクト(Help Fight Childhood Cancer Project)」を開始すると発表した。ボランティアが所有するパソコンのコンピューティング能力を寄付する取り組みであるワールド・コミュニティー・グリッド(WCG)を活用することで、薬剤の候補となる化合物を見つけ出す実験シミュレーションにかかる年月を大幅に短縮し、2年で完了する予定という。WCGは個人や企業が所有するコンピューターのアイドリング時の処理能力を寄付することで「仮想スーパー・コンピューター」を作り、医療や環境といった全世界的な課題の解決を目指す研究プロジェクトに演算処理能力を提供し、支援する世界規模の人道的な貢献活動。今回の「ファイト!小児がんプロジェクト (Help Fight Childhood Cancer Project)」は、WCGが処理能力を提供する研究プロジェクトとしては、アジア太平洋地域で初めて採用されたとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www-06.ibm.com/jp/press/2009/03/1703.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 神経線維腫症1型の叢状神経線維腫、成人にもセルメチニブ有効/Lancet(2025/06/13) NSCLCの術前ニボルマブ追加、最終解析でOS延長(CheckMate-816)/NEJM(2025/06/13) 食道がんへの術後ニボルマブ、長期追跡でもベネフィット示す(CheckMate 577)/ASCO2025(2025/06/13) 閉経前HR+乳がんの術後補助療法、EXE+OFSとTAM+OFSの15年追跡結果(SOFT/TEXT)/ASCO2025(2025/06/13) 統合失調症に対するコリン作動薬の有用性~RCTメタ解析(2025/06/13) 「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」新薬5剤を含む治療アルゴリズムの考え方は(2025/06/13) 定期的な診察で心不全患者の全死亡リスクが低下(2025/06/13) 果物やコーヒーが耳鳴りを減らす可能性(2025/06/13)