IBMと千葉県がんセンター、千葉大学の3者が、ワールド・コミュニティー・グリッドで治療薬開発に取り組む「ファイト!小児がんプロジェクト」を開始 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/03/23 IBM、千葉県がんセンター、千葉大学の3者は17日、小児がんの一種である神経芽腫の新しい治療薬を開発することを目的としたプロジェクト「ファイト!小児がんプロジェクト(Help Fight Childhood Cancer Project)」を開始すると発表した。ボランティアが所有するパソコンのコンピューティング能力を寄付する取り組みであるワールド・コミュニティー・グリッド(WCG)を活用することで、薬剤の候補となる化合物を見つけ出す実験シミュレーションにかかる年月を大幅に短縮し、2年で完了する予定という。WCGは個人や企業が所有するコンピューターのアイドリング時の処理能力を寄付することで「仮想スーパー・コンピューター」を作り、医療や環境といった全世界的な課題の解決を目指す研究プロジェクトに演算処理能力を提供し、支援する世界規模の人道的な貢献活動。今回の「ファイト!小児がんプロジェクト (Help Fight Childhood Cancer Project)」は、WCGが処理能力を提供する研究プロジェクトとしては、アジア太平洋地域で初めて採用されたとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www-06.ibm.com/jp/press/2009/03/1703.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 血友病Bへのfidanacogene elaparvovec、長期の安全性・有効性/NEJM(2025/04/28) 局所進行上咽頭がんの1次治療、補助化学療法+CCRT vs.CCRT/BMJ(2025/04/28) 心房細動アブレーションはパルスフィールドアブレーション一択となるか(解説:高月誠司氏)(2025/04/28) ゾルピデムとBZDの使用が認知症リスク増加と関連〜メタ解析(2025/04/28) 「急性腹症診療ガイドライン2025」、ポイント学習動画など新たな試みも(2025/04/28) タバコ規制により米国で400万人近い人が死亡を回避(2025/04/28) 糖尿病性腎症の世界疾病負荷、1990~2021年にかけて増大(2025/04/28) ハイテクTシャツで術後患者のバイタルサインをモニタリング/欧州泌尿器科学会(2025/04/28) 熱中症の重症度が尿でわかる?(2025/04/28)