スプリセルが国内での製造販売承認を取得 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/01/22 ブリストル・マイヤーズ株式会社は21日、抗悪性腫瘍剤「スプリセル錠20mg/50mg」(一般名:ダサチニブ水和物、以下、スプリセル)の製造販売承認を取得したと発表した。 スプリセルは、ブリストル・マイヤーズが創製および開発した新規構造のチロシンキナーゼ阻害剤。5種類の重要な発癌性チロシンキナーゼ/キナーゼファミリー(BCR-ABL、SRCファミリーキナーゼ、c-KIT、EPH(エフリン)A2受容体及びPDGF(血小板由来増殖因子)β受容体)に対するATPの結合を競合的に阻害することにより、抗腫瘍効果を発揮する。適応症は、「イマチニブ抵抗性の慢性骨髄性白血病」および「再発又は難治性のフィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病」。 スプリセルは、2006年6月に米国で、同年11月にヨーロッパで承認を取得し、現在世界50ヵ国以上で使用されている。日本においては2007年8月に承認申請を行い、今回の承認取得となった。 詳細はプレスリリースへ http://www.bms.co.jp/news/2009/0121.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 未治療Ph陽性ALLへのダサチニブ+ブリナツモマブ、第II相試験結果/NEJM ジャーナル四天王(2020/11/02) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 輸液選択、乳酸リンゲル液vs.生理食塩水/NEJM(2025/08/14) 70歳以上のER+/HER2-高リスク乳がん、術後化学療法追加は有益か/Lancet(2025/08/14) 「地域医療、医療DX、医薬品の安定供給」を2026年予算要求に要望/日医(2025/08/14) 日本における認知症予防、社会参加の促進はどの程度効果があるのか(2025/08/14) 循環器病予防に大きく寄与する2つの因子/国立循環器病研究センター(2025/08/14) 高齢てんかん患者では睡眠不足が全死亡リスクを押し上げる(2025/08/14) 卵は本当にLDL-C値を上げるのか(2025/08/14) 硬膜外カテーテル、13%で位置ずれ? 経験豊富な医師でも注意が必要(2025/08/14)