糖尿病の子供たちの10人中9人は学校での支援が得られない 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/09/30 ノボ ノルディスク社は9月8日、国際小児思春期糖尿病学会(ISPAD)と共同で、DAWN Youth (ドーン ユース)調査の結果を発表した。本調査は、昨年9月に発表された「糖尿病に関する青少年憲章」を受けて、2007年から2008年にかけてグローバルに実施された小児思春期糖尿病の患者の心理社会的な側面に焦点をあてた最大規模の調査で、糖尿病の若者、糖尿病の子どもを持つ親または保護者、ならびに医療従事者を対象に実施された。調査に参加した13カ国、9,200人から回答が得られ、糖尿病を持つ子供たちが、学校で様々な課題や偏見に直面している実態が明らかになった。 調査結果によると、小児糖尿病患者の10人のうち6人は、学校で適切に糖尿病の管理を行っていないことが判明。また、同10人のうち9人は、学校で糖尿病のために助けが必要になってもスクールナースに頼れないことがわかった。さらに、小児糖尿病患者は他の生徒たちよりも早い時期に学校から落ちこぼれる傾向があるという。 詳細はプレスリリースへhttp://www.novonordisk.co.jp/documents/article_page/document/PR_08_24.asp 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 小児心臓弁膜症、部分心臓移植は実現可能か/JAMA(2025/09/10) 「かぜ」への抗菌薬処方、原則算定不可へ/社会保険診療報酬支払基金(2025/09/10) がん患者への早期緩和ケア、終末期の救急受診を減少(2025/09/10) 双極症に対する気分安定薬使用が認知機能に及ぼす影響〜メタ解析(2025/09/10) 日本女性、出産意欲の向上に関連する要素は?/神奈川県立保健福祉大学(2025/09/10) AIによる診療記録作成で医師のバーンアウトが減少(2025/09/10) 肺切除後の肺瘻リスク、低侵襲開胸手術で軽減の可能性(2025/09/10)