お知らせがあります。

  • 2020/07/06【上部メニュー変更のお知らせ】
    2020年7月15日より、CareNet.com PC版の画面上部にあるメニュー項目の右端に表示されている「論文検索」が移動いたします。
    移動後は「PubMed CLOUD」と名称を変更して、「ニュース/論文」の項目をクリックした後に表示されます。
  • 2020/06/30 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止への協力として、テレワークを実施しておりますため、弊社カスタマーセンターの電話サポート窓口の休止期間を延長させていただきます。
    お問い合わせにつきましては、各サービスお問い合わせ先に記載されているメールアドレス、またはお問い合わせフォームにてご連絡くださいますようお願いいたします。

    電話窓口休止期間:2020年4月8日(水)~2020年7月31日(金)
    ※状況により、期間を変更する場合もございます。

    また、お問い合わせ状況によりメールによるご返信までにお日にちをいただく可能性がございますので、あらかじめご了承くださいませ。
    ご利用中の皆さまにはご迷惑をお掛けすることもあるかと存じますが、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
Close

小細胞肺がんに対するアテゾリズマブ+化学療法の成績(IMpower133)/ESMO2019

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2019/10/14

 

 進展型小細胞肺がん(ES-SCLC)に対する、カルボプラチン・エトポシドへのアテゾリズマブ(商品名:テセントリク)の追加効果を評価する第III相試験IMpower133では、アテゾリズマブの追加による生存改善が、世界肺がん学会(WCLC2019)で示された。欧州臨床腫瘍学会(ESMO2019)では、同試験の全生存期間(OS)、奏効期間(DOR)、奏効率(ORR)、安全性について最新のデータが発表され、ドイツ・Lung Clinic GrosshansdorのMartin Rech氏が報告した。

 IMpower133は、未治療のES-SCLC患者403例を対象とした無作為化プラセボ対照二重盲検第I/III相試験。

・対象:全身治療未実施のES-SCLC患者(症状がない既治療のCNS病変を有する患者を含む、PS 0~1)
・試験薬:アテゾリズマブ+カルボプラチン+エトポシド、21日ごと4サイクル(アテゾリズマブ群)
・対照薬:プラセボ+カルボプラチン+エトポシド、21日ごと4サイクル(プラセボ群)
・評価項目:
[主要評価項目]OS、治験医師評価による無増悪生存期間(PFS)
[副次評価項目]ORR、DOR、安全性

 主な結果は以下のとおり。

・今回の追跡期間中央値は22.9ヵ月であった。
・OS中央値はアテゾリズマブ群12.3ヵ月、プラセボ群10.3ヵ月と有意にアテゾリズマブ群で良好であった(HR:0.76、95%CI:0.60~0.95、p=0.0154)。
・ORRはアテゾリズマブ群60.2%、プラセボ64.4%であった。
・DORはアテゾリズマブ群4.2ヵ月、プラセボ3.9ヵ月であった。
・PD-L1 1%以上(TC or IC)のOSはアテゾリズマブ群9.7ヵ月、プラセボ群10.6ヵ月(HR:0.87)、PD-L1 1%未満(TC or IC)OSはアテゾリズマブ群10.2ヵ月、プラセボ群8.3ヵ月(HR:0.51)であった。
・Grade3/4の有害事象はアテゾリズマブ群67.7%、プラセボ群63.3%、Grade5は共に1.5%の発現率であった。

(ケアネット 細田 雅之)