20代は献血に消極的? 「献血と血液製剤」認識・意識調査より

提供元:ケアネット

印刷ボタン

公開日:2010/09/02

 

 株式会社QLifeは25日、『献血と血液製剤に関する生活者の認識・意識実態調査』の結果を発表した。調査はインターネット上で行われ、全国の生活者7,803人から有効回答を得た。

 調査結果によると、20代は献血経験率が39%と、他年代(全体で63%)に比べ大幅に低いことがわかった。また、自身や家族が輸血など血液製剤を使った治療の恩恵を受けた経験がある人でも、特に献血に積極的になるわけではないことも調査結果から示唆された。

 一方、血液製剤に関しては、「輸血用の血液製剤が100%国産である」ことをきちんと理解していたのはわずか10%であったが、「なんとなく」知っていたという回答は47%と約半数だった。

 また、輸入品を使うことには、輸入を否定する理由は「なんとなく」という多数意見も含め、安全性に対する不安が多かったためと推測できる。ただし、国内の血液製剤事業に対しては「安全性」「管理」「情報開示」を望む声が多く、国産を希望する人が「強く」60%、「どちらかというと」32%と回答者の90%以上が答えており、強い拒否反応がアンケートから見て取れた。

詳細はこちら
http://www.qlife.co.jp/news/1382.html

(ケアネット)