排尿障害改善薬ユリーフが韓国で発売 製品名はTHRUPAS 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/09/11 キッセイ薬品工業株式会社は9日、同社が創製し、Choongwae Pharma Corporation(株式会社チョンウェ製薬:韓国)に技術導出した前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「シロドシン」(日本製品名:ユリーフ)について、チョンウェ製薬は 9月1日に韓国にて発売したと発表した。 キッセイ薬品は、2004年にシロドシンの韓国における独占的開発・販売権をチョンウェ製薬に供与する技術導出契約を同社と締結していた。その後、チョンウェ製薬は韓国において臨床試験を実施して昨年承認を取得し、本年8月に薬価収載され、この度、製品名「THRUPAS(スルーパス)」として新発売された。 シロドシンは、キッセイ薬品が創製した選択的α1A受容体遮断薬であり、主に前立腺に存在するα1A受容体を遮断することにより、前立腺の緊張を緩和して尿道抵抗を改善し、前立腺肥大症に伴う排尿障害を改善する。既存薬に比べ効果の発現が早く、尿が出にくいなどの排尿症状と、頻尿や尿が我慢できないなどの蓄尿症状の両症状を改善する特長がある。 詳細はプレスリリースへ http://www.kissei.co.jp/news/press2009/seg090909.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 男女の排尿時間はどちらが長いか?~日本抗加齢医学会総会 医療一般 日本発エビデンス(2018/05/30) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] DES留置後1年以上の心房細動、NOAC単剤vs.NOAC+クロピドグレル併用/NEJM(2025/12/12) 妊娠中の体重増加と母体および新生児の臨床アウトカムの関連/BMJ(2025/12/12) ウォートンゼリー由来間葉系幹細胞の冠動脈内注入は心筋梗塞後の心不全を予防するかもしれない(解説:原田和昌氏)(2025/12/12) ER+/HER2-早期乳がん術後ホルモン療法、giredestrant vs.標準治療(lidERA)/SABCS2025(2025/12/12) ベンゾジアゼピンの使用は認知症リスクにどの程度影響するのか?(2025/12/12) 小児期の肥満は成人後に診療数が多くなる(2025/12/12) AIモデルが臓器ドナーの死亡タイミングを予測(2025/12/12) 脂肪由来の幹細胞が脊椎圧迫骨折の治癒を促進(2025/12/12) アトピー性皮膚炎患者に最適な入浴の頻度は?(2025/12/12)