近年の乳がん死亡率低下におけるマンモグラフィ検診の寄与は、これまで考えられてきたよりも限定的であるかもしれない―マンモグラフィ検診導入前後の大規模な追跡結果から―(解説:下井 辰徳 氏)-618 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2016/12/01 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 下井 辰徳(しもい たつのり)氏/藤原 康弘( ふじわら やすひろ ) 氏 国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース 乳がん検診へのマンモグラフィ導入の効果/NEJM(2016/10/21掲載) 米国では、乳がん死亡率は経年的に減少していることが知られている。ただし、この理由が乳がん検診の普及によるものと、治療の発達のいずれが大きいのかはわかっていない。乳がん検診の利益について検討するため、Welch氏らは、1975年から2012年までのSEERデータベースの乳がん診断数について検討した。期間は、米国におけるマンモグラフィ検診の出現前の期間、検診プログラムが普及していった期間、および普及後の期間が含まれて… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 下井 辰徳(しもい たつのり)氏/藤原 康弘先生の他のコメント HER2陽性早期乳がんに対するトラスツズマブ投与は1年間が依然として標準である(解説:下井 辰徳 氏)-655 (2017/03/24掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 閉塞性肥大型心筋症、aficamtenが有効/NEJM(2025/09/16) ベルイシグアトは広範なHFrEF患者に有効~2つの第III相試験の統合解析/Lancet(2025/09/16) 透析患者におけるアルドステロン拮抗薬の位置付けを再考する―ALCHEMIST試験の結果から(解説:石上友章氏)(2025/09/16) アルツハイマー病予防に対するリチウム補充の可能性/Nature(2025/09/16) 再発・難治性多発性骨髄腫への新たな二重特異性抗体トアルクエタマブのベネフィット、隔週投与も可能/J&J(2025/09/16) 小細胞肺がん1次治療の維持療法、タルラタマブ上乗せで1年OS率82%(DeLLphi-303)/WCLC2025(2025/09/16) 抗アレルギー点鼻薬がコロナ感染リスクを低減(2025/09/16) 先進医療技術の普及により1型糖尿病患者の血糖管理が大きく改善(2025/09/16) [ あわせて読みたい ] Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス (2016/11/07) 化療スタンダードレジメン(2014/01/07) ネッティー先生のわかる!見逃さない!CT読影術(2015/06/07) Dr.小川のアグレッシブ腹部エコー 肝臓編(2015/05/08) サン・アントニオ乳癌シンポジウム2014〔会員聴講レポート〕 (2014/12/25) Dr.みやざきの鼠径ヘルニア手術テクニックコレクション (2014/11/06) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2014/01/20)