過敏性腸症候群に新たな光が(解説:内藤 正規 氏)-493

過敏性腸症候群は、日本人の約10~15%に認められる頻度の高い疾患であり、消化器症状により受診する人の約3割を占めるといわれている。内視鏡検査や血液検査で明らかな異常がないにもかかわらず、腹痛や腹部不快感を伴う便秘や下痢が長く続き、多くの人々を悩ませている。そのような人々に光を差す可能性がある、下痢型の過敏性腸症候群に対しての新たな治療薬である混合型オピオイド作用を有する製剤eluxadolineの有効性を示す…
新規会員登録はこちら
J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは

J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。
本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。
[ 最新ニュース ]

乳がん検出の違い、3Dマンモvs.デジタルマンモ/JAMA(2022/06/24)

mRNAワクチン後の心筋炎/心膜炎リスク、何回目が高いか/Lancet(2022/06/24)

カナグル、「2型糖尿病を合併する慢性腎臓病」の追加承認を取得/田辺三菱(2022/06/24)

思春期女性の食事行動とうつ病との関連(2022/06/24)

大腸がんへのトリフルリジン・チピラシル+ベバシズマブとトリフルリジン・チピラシル単剤の比較/ASCO2022(2022/06/24)

NSCLCに対するペムブロリズマブ術後補助療法の第III相試験サブグループ解析(KEYNOTE-091/PEARLS)/ASCO2022(2022/06/24)

ビデオゲームで子どもの知力が高まる?(2022/06/24)

再発難治DLBCLに対する二重抗体薬glofitamabの有効性/ASCO2022(2022/06/24)
本記事のコメンテーター
内藤 正規( ないとう まさのり ) 氏
北里大学医学部 外科・消化器外科
J-CLEAR推薦コメンテーター