新型血管造影X線診断装置「Allura Clarity」ファミリー 発売 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/04/17 フィリップス エレクトロニクス ジャパンは13日、新型血管造影X線診断装置「Allura Clarity」ファミリーの販売を開始することを発表した。Allura Clarityファミリーは、医療現場で最も強く要求される、画質の向上と被ばくの低減の両立を実現し、たとえば同社従来品と比較した場合、ほぼ同じ画質を維持して被ばく量を73%低減することができるという。近年、X線装置を使用した血管内治療は、より複雑・高度化し、治療に要する時間も長時間化している。このような高度な治療に際して正確な診断を行うためには、以前にも増して高画質が求められる一方で、長時間の検査・治療や高画質への要求は患者および医療スタッフへの被ばくの増加にもつながっており、被ばくの低減も大きな課題となっている。また、(1)画像処理技術の向上によりリアルタイム作動が可能になり、動きのある部位でもノイズやアーチファクトを低減できる(2)自由度の高いデジタル画像処理技術をX線管からモニタまで適用し、心臓領域、脳神経外科領域といったそれぞれのアプリケーションに最適化された画像処理がされ、インターベンションにおいて被ばくを抑えつつ高画質を実現した(3)システムの500以上のパラメータをアプリケーションごとに調整でき、大容量X線管のMRC tubeも被ばくの低減に貢献している、といった技術的特長が挙げられる。Allura Clarityファミリーの製品ラインアップは、循環器用シングルプレーンシステム FD10、循環器用バイプレーンシステム FD10/10、頭腹部・全身用シングルプレーンシステム FD20、頭腹部・全身用バイプレーンシステム FD20/10、20/20。詳細はプレスリリースへhttp://www.newscenter.philips.com/jp_ja/standard/about/news/healthcare/120413_allura_clarity.wpd 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 気管支拡張症、DPP-1阻害薬brensocatibが有用/NEJM(2025/05/09) 小児期ワクチン接種率低下で、麻疹など再流行の可能性/JAMA(2025/05/09) DapaTAVI試験―構造的心疾患に対するSGLT2阻害薬の効果(解説:加藤貴雄氏)(2025/05/09) レカネマブの有効性・安全性、アジア人の特徴は?~Clarity AD試験(2025/05/09) 飲酒に起因するがんの死亡者数、20年で51%増(2025/05/09) 次々と承認される抗アミロイド抗体、有効性に違いはあるか?(2025/05/09) 複数の食品添加物の相互作用が2型糖尿病リスクを高める(2025/05/09) 豚由来腎臓を移植されていた米国人女性から移植腎を摘出(2025/05/09) 高齢の心不全患者が感染症で再入院にいたる因子とは(2025/05/09)