日常的なレモン摂取によって血圧が改善 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2010/05/31 株式会社 ポッカコーポレーションは25日、県立広島大学保健福祉学部 堂本時夫教授を中心とする共同研究チームとのレモン摂取と健康との関係調査において、特に血圧改善の可能性が示唆されたと発表した。同調査は2008年からレモン産地の住民を対象に、昨年は中高年女性を対象に検証を行い、本年は、男性も調査対象に加え調査を行った。その結果、レモン摂取と血圧との間に高い負の相関を見出したことから、レモン摂取量が多いほど血圧が低くなることが示唆されたという。また、高血圧モデル動物を用いた実験を実施し、レモンの主要成分であるクエン酸の摂取が血圧の上昇を抑制することを明らかにした。その他にも、レモン摂取量が多いほど血液中の尿酸や中性脂肪が低い値を示すことが分かった。一方、詳細な食事調査により、レモンの主な摂取方法と摂取時間を調べたところ、レモン産地の食習慣として、朝に飲用で摂取していることが明らかになったとのこと。なお、同研究内容は、日本食品科学工学会第57回大会(2010年9月1-3日、東京農業大学)にて学会発表される予定だ。詳細はプレスリリースへhttp://www.pokka.co.jp/company/news/2010/100525_01.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 現金給付による死亡率低下、そのメカニズムとは/Lancet(2025/12/03) 1日1杯のコーヒーは心房細動を予防する?(解説:名郷直樹氏)(2025/12/03) 気象関連疼痛に期待される食事性フラボノイドの有用性(2025/12/03) 血圧コントロールに地域差、降圧目標達成が高い/低い都道府県は?/東北医科薬科大ほか(2025/12/03) 注射で脳まで届く微小チップが脳障害治療の新たな希望に(2025/12/03) 断続的断食は成人の認知機能に影響しない(2025/12/03) ココアやベリー類は座位行動による血管への悪影響を抑える?(2025/12/03) ピロリ菌が重いつわりを長引かせる可能性、妊婦を対象とした研究から示唆(2025/12/03)