全身型重症筋無力症、siRNA薬cemdisiranが有効/Lancet
重症筋無力症(MG)の治療において、補体第5成分(C5)を標的とする低分子干渉RNA(siRNA)薬cemdisiranの、単独療法(12週ごと皮下投与)および抗C5抗体pozelimab(4週ごと投与)との併用療法は、いずれも有効であり概して忍容性は良好であることが、米国・サウスフロリダ大学のTuan Vu氏らNIMBLE Trial Investigatorsが行った第III相二重盲検無作為化プラセボ対照試験「NIMBLE試験」の結果で示された。自己免疫疾患であるMGは、抗体を介した補体活性化により病態形成が促進されることから、抗体の抑制もしくは補体活性を阻害する標的療法の開発が進んでいる。NIMBLE試験では、MGで多くみられるアセチルコリン受容体(AChR)抗体陽性の全身型MG患者を対象に、cemdisiranの単独療法およびpozelimabとの併用療法の有効性、安全性を評価した。