フィットネストラッカーや歩数計、スマートウォッチといったウェアラブル型の活動量計には、運動への意欲を高め、減量を促す効果を期待できる。そう結論付ける研究結果を、南オーストラリア大学(オーストラリア)のCarol Maher氏らが、「The Lancet Digital Health」8月号に発表した。Maher氏は、「ウェアラブル活動量計は、日々の活動量を増やし、軽度の減量の達成に導く安価で便利なツールである」と話している。
ウェアラブル活動量計の市場は大幅な拡大を続けている。2014年から2020年までに販売されたウェアラブル活動量計の数は1,444%増加。2020年だけでウェアラブル活動量計の製品販売額は約30億ドル(1ドル132円換算で3960億円)に達している。