第323回 眼の細胞を若返らせる遺伝子治療が初の患者投与に漕ぎ着けた 最終更新:2026/06/16 眼の細胞を若返らせてより働けるようにする遺伝子治療が、第I相試験で被験者に初めて投与されました。開放隅角緑内障のほか、非動脈炎性虚血性視神経症患者もやがて試験に参加する見込みです。
第322回 拒食症患者の7割ほどに脂質中心のケトン食が有効 最終更新:2026/06/09 脂質中心で炭水化物を極力控えるケトン食が神経性やせ症(拒食症)に有益らしいことが、少人数の試験で示されました。7割の患者が拒食症やうつ病から回復していました。今後、過食症患者でも試験が進められます。
第321回 化学療法を省ける乳がん患者を遺伝子検査Prosignaで同定 最終更新:2026/06/02 化学療法を省略できる初期乳がん患者を、遺伝子発現解析検査Prosignaで選定しうることが示されました。ASCO2026でも大きな話題となり、乳がん患者の治療を劇的に変える可能性を秘めています。
第320回 次世代“3G”薬retatrutideが肥満手術に匹敵するほど体重を減らした 最終更新:2026/05/26 Lillyの次世代抗肥満薬retatrutideが、第III相試験で肥満手術に匹敵するほどの30%近い体重低下をもたらしました。「3重アゴニスト」である本剤はどのような薬剤なのでしょうか?
第319回 光合成でドライアイ治療 最終更新:2026/05/19 ホウレンソウ由来の葉緑体成分をナノ粒子化してマウスの目に投与することで、ドライアイを治療しうることが報告されました。目に入る自然光での光合成を利用した、新たな治療手段をもたらす可能性を秘めています。
第318回 シロシビンで3人に1人近くがコカイン依存を脱却 最終更新:2026/05/12 世界でのコカイン使用が増え続けていますが、治療の確立には至っていません。今回、コカイン使用を脱却することを目的としたマジックマッシュルームの活性成分シロシビンの効果が無作為化試験で示されました。
第317回 妊娠高血圧腎症の血液ろ過治療が小規模試験で有効 最終更新:2026/05/05 妊娠高血圧腎症は妊娠中の重大な合併症で、母親と赤ちゃんの両方に深刻な害を及ぼす恐れがありますが、根本治療法はありません。今回、抗体を使った血液ろ過による妊娠高血圧腎症治療が臨床試験で効果を示しました。
第316回 米国でサイケデリック薬が超速優先審査に 最終更新:2026/04/28 トランプ大統領がサイケデリック薬の超速優先審査を米国FDAに命じました。FDAが「感じ方を変える」と説明するサイケデリック薬は、深刻な精神疾患患者を対象とする試験で有望な成績を上げています。
第315回 キノコが作る抗酸化物質L-エルゴチオネインが生理痛を緩和 最終更新:2026/04/21 キノコが作る抗酸化物質L-エルゴチオネインが安全に女性の生理痛を和らげました。これまでの鎮痛薬が関与していた炎症経路とは独立した細胞保護経路を介して鎮痛効果を発揮する可能性が示唆されています。
第314回 1人の女性の3つの自己免疫疾患が元凶のB細胞を駆除する自己T細胞投与で解消 最終更新:2026/04/14 1人の女性の3つの自己免疫疾患が、CAR-T細胞療法で寛解し、さらなる治療なしで1年超を過ごせていることが報告されました。多くの自己免疫疾患のCAR-T細胞療法の臨床試験が進行中で今後が期待されます。