第14回 新型コロナ「NB.1.8.1」を世界各地で確認、症状や重症化リスクは? 最終更新:2025/06/05 中国で感染者急増に関与しているとされる新型コロナの新たな変異株「NB.1.8.1」。米国内の複数箇所で確認されました。一方、トランプ政権はブースター接種の対象を制限する方向に舵を取っています。
第13回 コロナ・インフル「同時予防ワクチン」、その実力とは? 最終更新:2025/05/29 インフルエンザと新型コロナの同時流行が懸念される中、1回の接種で両方を予防できる混合ワクチン「mRNA-1083」が期待されています。50歳以上を対象とした第III相試験の結果がJAMAより発表されました。
第12回 アルツハイマー病の診療が変わるーFDAが血液検査を承認 最終更新:2025/05/22 アルツハイマー病診断の補助として注目される血液検査が、5月16日にFDAにより承認されました。アミロイドPETや脳脊髄液検査といったこれまでの高価で侵襲的な方法に取って代わる可能性が期待されます。
第11回 コロナ感染で“脳の老化”が2年分進む? 最終更新:2025/05/15 コロナ感染者では感染していない人に比べて、アルツハイマー病関連の血液バイオマーカーが悪化し、約2年分の脳の老化に相当する変化が示唆されました。将来的に認知症リスクを上昇させるかもしれません。
第10回 年間10万人、CT検査の氾濫が生む“将来のがん” 最終更新:2025/05/08 CT検査で用いられるX線は「既知の発がん性物質」として扱われています。検査件数と放射線量データを用いて、具体的な将来の発がん数を予測した研究によると、年間約10万件の発がんリスクが懸念されています。
第9回 血液検査が切り拓く!新時代のアルツハイマー病早期発見法 最終更新:2025/05/01 アルツハイマー病発症の、なんと20年以上も前から異常を検出できるという血液検査が注目されています。この「p-tau217検査」は、PET検査と同等かそれ以上の精度で、約200ドルで受けることができるそうです。
第8回 「スマホ習慣」が脳を救う?意外な研究結果 最終更新:2025/04/24 便利なテクノロジーに依存することで頭を使わなくなり、認知症リスクが高まるのではないかという「デジタル認知症仮説」が提唱されています。しかし、その懸念を覆すかもしれない研究結果が報告されました。
第7回 コーヒーの淹れ方が心臓の健康を左右する?ディテールがモノを言うかもしれないという話 最終更新:2025/04/17 コーヒーに含まれるジテルペンは、LDLコレステロール値を上昇させる可能性があるとされています。最近のスウェーデンの研究で、コーヒーの淹れ方によって、ジテルペンの濃度がかなり異なることが報告されました。
第6回 アルツハイマー病遠隔診療の可能性と落とし穴 最終更新:2025/04/10 AD治療薬を販売するリリーが、AD患者を遠隔診療の医師につなぐ新たなプラットフォームを提供することが報じられました。遠隔で早期診断や治療を受けられる体制が注目される一方、利益相反などの問題が懸念されています。
第5回 あなたのDNA情報が売られる?―米23andMeの破綻と「遺伝情報」のリスク 最終更新:2025/04/03 唾液を送るだけで祖先のルーツや将来の病気リスクなどがわかる簡易な遺伝子検査サービスで、米国で人気を得ていた企業「23andMe」が破産。1,500万人以上の顧客の遺伝情報流出が懸念されています。