第18回 もしかして、あの人も?高齢者の「セルフネグレクト」という見過ごされがちな問題 最終更新:2025/07/10 「最近、身なりに構わなくなった」「家がゴミで溢れている」という高齢者は、単なる老化や性格だと思われがちですが、実は支援が必要な「セルフネグレクト」の状態かもしれません。NEJM誌がこの問題を取り上げています。
第17回 米国10代で肥満症治療薬「セマグルチド」使用が50%急増、期待と懸念が交錯 最終更新:2025/06/26 米国の若者の間で深刻化する肥満。新しい治療の選択肢として登場したGLP-1受容体作動薬の使用が、10代の若者たちの間で急増しています。その使用率は1年間で50%増。専門家の間では期待と懸念が交錯しています。
第16回 認知症介護者は将来の認知症リスクが高い? 米国の研究が示す、介護者の見過ごされがちな健康問題 最終更新:2025/06/19 認知症の家族に献身的なケアを行う介護者が、実は自身の認知症リスクも高い可能性があることを、米国の研究が明らかにしました。とくに若年介護者でリスクが高く、孤立させないための社会全体での支援が急務です。
第15回 身近な抗アレルギー薬に思わぬリスク?長期服用後の中止で激しいかゆみ、FDAが警告 最終更新:2025/06/12 FDAは、抗アレルギー薬のセチリジンやレボセチリジンについて、長期間使用し突然止めることで、重度の激しいかゆみの副作用が発生することを警告しました。深刻なケースには、寝たきり、入院、自殺念慮があるようです。
第14回 新型コロナ「NB.1.8.1」を世界各地で確認、症状や重症化リスクは? 最終更新:2025/06/05 中国で感染者急増に関与しているとされる新型コロナの新たな変異株「NB.1.8.1」。米国内の複数箇所で確認されました。一方、トランプ政権はブースター接種の対象を制限する方向に舵を取っています。
第13回 コロナ・インフル「同時予防ワクチン」、その実力とは? 最終更新:2025/05/29 インフルエンザと新型コロナの同時流行が懸念される中、1回の接種で両方を予防できる混合ワクチン「mRNA-1083」が期待されています。50歳以上を対象とした第III相試験の結果がJAMAより発表されました。
第12回 アルツハイマー病の診療が変わるーFDAが血液検査を承認 最終更新:2025/05/22 アルツハイマー病診断の補助として注目される血液検査が、5月16日にFDAにより承認されました。アミロイドPETや脳脊髄液検査といったこれまでの高価で侵襲的な方法に取って代わる可能性が期待されます。
第11回 コロナ感染で“脳の老化”が2年分進む? 最終更新:2025/05/15 コロナ感染者では感染していない人に比べて、アルツハイマー病関連の血液バイオマーカーが悪化し、約2年分の脳の老化に相当する変化が示唆されました。将来的に認知症リスクを上昇させるかもしれません。
第10回 年間10万人、CT検査の氾濫が生む“将来のがん” 最終更新:2025/05/08 CT検査で用いられるX線は「既知の発がん性物質」として扱われています。検査件数と放射線量データを用いて、具体的な将来の発がん数を予測した研究によると、年間約10万件の発がんリスクが懸念されています。
第9回 血液検査が切り拓く!新時代のアルツハイマー病早期発見法 最終更新:2025/05/01 アルツハイマー病発症の、なんと20年以上も前から異常を検出できるという血液検査が注目されています。この「p-tau217検査」は、PET検査と同等かそれ以上の精度で、約200ドルで受けることができるそうです。