サイト内検索|page:1125

検索結果 合計:35654件 表示位置:22481 - 22500

22481.

健やかなる時も病める時も【Dr. 中島の 新・徒然草】(187)

百八十七の段 健やかなる時も病める時もある日のこと。病棟回診していると、処置をしているのかカーテンを閉めて取り込み中のところがありました。ヒョイと覗いてみると、ピンク色のプラスチックエプロンをつけた高齢男性が汗をかきながら看護師さんとともに女性患者さんの着衣とオムツの交換をしているところでした。高齢男性は患者さんの御主人です。全介助になってしまった奥さんを家で世話をするために、若い看護師さんに特訓してもらっていたのです。中島「御主人さんですか。すごいですねえ」男性「いやあ、なかなか難しいです」中島「おいくつになられるんですか、御主人は?」男性「80歳ですよ」中島「御自宅で介護されるわけですね」男性「50年ほど前に約束しましたからね」中島「約束?」男性「結婚式の時にね、『健やかなる時も病める時も』って」中島「偉い!」別の高齢男性も奥さんが急病になってしまいました。何とか救命はできたものの奥さんはすっかり体が弱ってしまったのです。中島「自宅に帰っても奥さんが家事をするのは難しいでしょうね」名前「ええ、ですから料理やら洗濯やら、娘に教わってまんねん」中島「五十ならぬ八十の手習いですね」名前「そうでんなあ」中島「ぜひ頑張ってください!」皆さん結婚式の時には調子良く誓っておられますけど、80になってから実行するのはなかなか難しいのではないかと思います。それでも大切なのは気持ちですよね。最後に1句病めるとき 実行すべし 約束を

22482.

第2回 医師がクルマを選ぶ基準

緊急の呼び出し、外勤への移動など医師はクルマを使う機会が多いこともあり、クルマへの思い入れが強い方も少なくない。CareNet.comでは、会員医師にクルマ(四輪車)に関するアンケートを実施。回答者総数は307名であった。その結果を3回に分けて報告する。第2回は「医師がクルマを選ぶ基準」。結果概要クルマを選ぶ基準の第1位は使い勝手クルマを選ぶ基準、全体の第1位は、「使い勝手」(乗降性、サイズ、取り回しなど)で30%、第2位が「性能」の25%、次いで「価格」の14%。これらが上位3要素となっている。「リセールバリュー」と答えた医師はいなかった。■往診専用車を除き、クルマ(四輪車)を選ぶ基準について、下記の選択肢からもっとも当てはまるものを一つお選びください。(回答は1つ)1) 価格2) 性能3) 居住性4) 使い勝手(乗降性、サイズ取り回しなど)5) ボディタイプ6) デザイン7) ブランド8) リセールバリュー9) その他勤務医と開業医で異なる基準勤務医では「使い勝手」28%、「性能」25%、「価格」が16%。開業医(経営者)では「使い勝手」が36%、「性能」22%、次いで「ブランド」の11%が上位3項目。全体3位の「価格」は4%にとどまり、「デザイン」(9%)に続く、第5位に下がる。画像を拡大する画像を拡大する性別によって異なる基準男性に比べ、女性は「使い勝手」を選ぶ率が高く、「価格」を選ぶ率が低かった。画像を拡大する画像を拡大する年代によって異なる基準特徴のある2つの集団を示す。20代・30代では「使い勝手」34%、「性能」21%、「価格」19%が上位3項目。全体に比べ「使い勝手」、「価格」の要素が高い。一方、50代では、「性能」が30%で第1位、次いで「使い勝手」26%、「デザイン」の14%が上位3項目。全体3位の「価格」は10%にとどまり、11%の「ブランド」に続く第5位に下がる。50代の上位項目は、全体および他世代と異なる傾向にあった。画像を拡大する画像を拡大する

22483.

日本人女性、GIの高い食事はうつになりにくい?

 西洋諸国よりも食事のグリセミックインデックス(GI)と血糖負荷(GL)が高いアジア人集団において、これらとうつ症状との関連についての疫学的エビデンスは限定的であり、結論は出ていない。今回、東京大学の研究グループの横断研究で、日本人の若年および中年女性において、食事のGIがうつ症状と逆相関し、GLとは関連がなかったことが示された。European journal of nutrition誌オンライン版2017年7月20日号に掲載。 本研究は、食習慣と健康に関する女性3世代研究グループによる横断研究で、被験者は、日本人の若年女性(18歳)3,963人と中年女性(平均47.8歳)3,826人。食事歴法質問票により食事のGIとGLを評価。Center for Epidemiologic Studies Depression scoreが16以上の場合にうつ症状があると定義された。 主な結果は以下のとおり。・うつ症状の有病率は、若年女性で50.2%、中年女性で27.3%であった。・エネルギーで調整したGIとGL(グルコースのGI=100)の平均値(標準偏差)はそれぞれ、若年女性で64.9(4.3)と142.0(27.4)、中年女性で65.0(4.1)と142.2(29.5)であった。・潜在的な交絡因子の調整後、高いGIがうつ症状の低い有病率に関連し、GIの最高五分位の最低五分位に対するうつ症状の調整OR(95%CI)は、若年女性で0.66(0.52~0.82)(傾向のp=0.001)、中年女性で0.75(0.60~0.96)(傾向のp=0.046)であった。・どちらの年齢層においても、GLとうつ症状との間に関連はみられなかった。

22484.

durvalumab維持療法、Stage III肺がんのPFSを有意に改善(PACIFIC)/ESMO2017

 切除不能な局所進行Stage III肺がんに対するdurvalumab維持療法が、無増悪生存期間(PFS)を有意に改善。抗PD-L1抗体durvalumabの第III相PACIFIC試験の最新の結果を2017年9月9日、スペイン・マドリードで行われた欧州臨床腫瘍学会(ESMO2017)でスペインHospital Universitario de OctubreのLuis Paz-Ares氏が発表した。 PACIFIC試験は、プラチナベース化学療法と放射線の同時併用療法後に進行が認められないStage IIIのNSCLC患者において、抗PD-L1抗体durvalumab維持治療を標準療法と比較する第III相試験である。 NSCLCと診断される患者の3分の1はStage IIIである。PS良好なStage III NSCLCの標準治療は、プラチナ併用療法を用いたCCRTであるが、CCRT開始からのPFS中央値は8~10ヵ月、5年生存率は15%程度で良好な成績とはいえず、新たな治療が望まれていた。 PACIFIC試験では、切除不能な局所進行(Stage III)NSCLCと診断され、2サイクル以上のプラチナ・ベースのCCRT後に病勢進行が認められない患者を対象とし、CCRT後42日間に、durvalumab(10mg/kg、2週ごと最大12ヵ月投与)群とプラセボ群に2:1の割合で無作為に割り付けを行った。患者はPD-L1発現状況にかかわらずに登録された。 主要評価項目は、盲検化独立判定委員会評価のPFSと全生存期間(OS)。副次評価項目は奏効率(ORR)、奏効期間(DOR)、安全性などであった。本試験は、Stage III NSCLC患者に対する免疫チェックポイント阻害薬の効果を評価した初めての第III相試験である。 2014年5月~2016年4月に713例が登録され、durvalumab群に473例、プラセボ群に236例が割り付けられた。患者背景には大きな偏りはなかった。PD-L1発現25%未満は、durvalumab群とプラセボ群でそれぞれ、39.3%と44.3%。発現25%以上は24.2%と18.6%、不明は36.6%と37.1%であった。 今回の発表は、追跡期間14.5ヵ月(データカットオフ2017年2月13日)におけるPFSの中間解析の結果である。主要評価項目のPFSは、durvalumab群16.8ヵ月(13.0~18.1)、プラセボ群5.6ヵ月(4.6~7.8)と、durvalumab群で有意なPFSの延長が認められた(HR:0.52、95%CI:0.42~0.65、p<0.0001)。PFSのサブグループ解析では、EGFR変異陽性または不明のサブグループを除き、durvalumab群が一貫して優位であった。また、いずれのPD-L1発現状況(25%未満、25%以上、不明)においても、durvalumab群が優位であることが示された。 副次評価項目であるORRは、durvalumab群28.4%、プラセボ群16.0%と、durvalumab群で有意な改善がみられた(p<0.001)。DORは、durvalumab群では未到達、プラセボ群は13.8ヵ月と、durvalumab群で延長が認められた(HR:0.43、95%CI:0.22~0.84)。遠隔転移または死亡までの期間は、durvalumab群23.2ヵ月(23.2~未到達)、プラセボ群14.6ヵ月(10.6~18.6)と、durvalumab群で有意に延長していた(HR:0.52、95%CI:0.39~0.69、p<0.0001)。なお、OSについては、解析に十分なイベントが発生していなかった。 durvalumab群の安全性プロファイルは、進行NSCLCに対する単剤療法の場合と同様であり、本試験で新たな有害事象(AE)の発現は認められなかった。Grade 3/4のAE発現頻度はdurvalumab群で29.9%、プラセボ群で26.1%であり、AEによる治療中止はdurvalumab群15.4%、プラセボ群9.8%であった。Grade 3/4の肺臓炎または放射線肺臓炎の発現頻度はdurvalumab群で3.4%、プラセボ群で2.6%であり、これらによる死亡は、それぞれ1.1%と1.7%であった。 以上の結果より、「durvalumabはIII期NSCLC患者に対するCCRT後の治療オプションとして有望である」とPaz-Ares氏は述べた。 この結果は、同時にNew England Journal of Medicine誌に掲載された。■参考ESMO2017プレスリリースAntonia SJ, et al.N Engl J Med. 2017 Sep 8.[Epub ahead of print]PACIFIC試験(Clinical Trials.gov)■関連記事ステージ3切除不能肺がん、durvalumab維持療法が良好な結果:PACIFIC試験

22485.

双極性障害患者の摂食障害合併、傾向と予後は

 双極性障害(BD)において摂食障害(ED)は一般的に認められるが、その縦断的な因果関係についてはほとんど知られていない。米国・スタンフォード大学のDanielle R. Balzafiore氏らは、EDの有無によるBD患者の有病率、臨床的相関、縦断的うつ病重症度を評価した。International journal of bipolar disorders誌2017年12月号の報告。 2000~11年にスタンフォード大学BDクリニックに紹介された外来患者を、STEP-BD(Systematic Treatment Enhancement Program for Bipolar Disorder)感情障害評価で評価し、2年間の自然な治療をし、STEP-BD臨床モニタリングフォームで観察した。有病率、患者背景、疾患の特徴、現在の気分症状、向精神薬の使用、縦断的うつ病重症度に関して、生涯EDの有無で比較した。 主な結果は以下のとおり。・503例のBD外来患者のうち、76例(15.1%)が生涯EDを有していた。・生涯EDと関連が認められた因子は、次のものであった。 ◆女性 ◆生涯不安合併率の高さ ◆アルコールおよび物質使用 ◆パーソナリティ障害 ◆小児BD発症 ◆エピソードの蓄積(10回以上の気分エピソード) ◆自殺企図歴 ◆現在の症候性/亜症候性うつ症状 ◆悲哀 ◆不安 ◆抗うつ薬使用 ◆早期BD発症年齢 ◆現在の全体的なBD重症度の高さ・現在のうつ病患者のうち、生涯EDを有する29例は、生涯EDなしの124例と比較し、うつ病の回復が有意に遅延していた。・8週間以上躁うつ症状が寛解している患者のうち、生涯EDを有する10例は、生涯EDなしの95例と比較し、有意ではないものの急速にうつ症状が再発していた。・なお、本研究の対象は、白人、保険加入者、郊外の患者、米国の専門診療のサンプルであり、EDから回復した患者が少数であったことなど、統計的な制限があった。 著者らは「EDがBD患者の縦断的うつ病重症度にどの程度影響するかを調査するためには、さらなる研究が必要である」としている。■関連記事摂食障害への薬物療法、最新知見レビュー双極性障害に対する抗うつ薬治療、その是非は双極性障害に対するアジュバント介入~メタ解析

22486.

がんリスクが低い血液型は?

 ABO式血液型は遺伝的な特性である。今回、ABO式血液型と、がん全体および各がんにおける発症リスクの関連について、米国・ピッツバーグ大学のJoyce Yongxu Huang氏らが上海コホート研究で調査し、PLOS ONE誌2017年9月7日号に報告した。 本研究は、1986年に登録された中国人男性1万8,244人の前向きコホート研究である。25年のフォローアップ期間中に3,973人ががんを発症した(肺がん964人、大腸がん624人、胃がん560人、肝臓がん353人、膀胱がん172人など)。Cox比例ハザードモデルを使用して、ABO式血液型によるがん全体および各がんのハザード比(HR)を計算した。 主な結果は以下のとおり。・B型はA型と比べてがん全体のリスクが有意に低かった(HR:0.91、95%CI:0.84~0.99)。・B型とAB型はそれぞれ、消化器がんと大腸がんのリスクが有意に低かった。・B型はまた、胃がんリスクと膀胱がんリスクも有意に低かった。・AB型は、肝臓がんリスクが有意に高かった。・組織型別にみると、B型とAB型は、扁平上皮がんと腺がんのリスクが低かったが、肉腫、リンパ腫、白血病またはその他の細胞型のがんリスクとは関連していなかった。

22487.

動脈硬化へのカナキヌマブ、がん発症への影響は/Lancet

 インターロイキン‐1β(IL-1β)抗体カナキヌマブを、心筋梗塞歴があり、高感度CRP(hsCRP)値が2mg/L以上のアテローム性動脈硬化症患者に投与することで、肺がん発症リスクと同死亡リスクが有意に低下する可能性が示された。米国・ブリガム&ウィメンズ病院のPaul M. Ridker氏らが、カナキヌマブの血管イベント再発抑制に関する無作為化二重盲検プラセボ対照試験「CANTOS試験」の、事前に規定していた2次(探索的)解析を行い明らかにした。Lancet誌オンライン版2017年8月25日号掲載の報告。1万例超を中央値3.7年で追跡 研究グループは、心筋梗塞歴があり、hsCRP値が2mg/L以上のアテローム性動脈硬化症患者で、がんの診断を受けたことがない1万61例を対象に試験を行った。 用量依存的な有効性を評価するため、被験者を4群に分け、カナキヌマブ50mg、150mg、300mg、プラセボをそれぞれ3ヵ月ごとに皮下投与した。追跡期間の中央値は3.7年だった。 2次解析のエンドポイントは、がん発症・死亡で、カナキヌマブ投与の割り付けをマスクされたがんエンドポイント委員会が判定を行った。解析はintention to treatにて行った。カナキヌマブ300mg群でがん死亡0.49倍、肺がん死亡0.23倍 ベースラインのhsCRP値とインターロイキン-6値の中央値は、追跡期間中に肺がんを発症した患者でいずれも高かった。どのがんも発症しなかった患者との比較で、それぞれ6.0 vs.4.2mg/L、3.2 vs.2.6ng/Lだった(いずれもp<0.0001)。 カナキヌマブ投与により、追跡期間中のhsCRP値とインターロイキン-6値には用量依存的抑制効果が認められ、それぞれ26~41%、25~43%の低下がみられた(すべての比較についてp<0.0001)。 がんによる死亡は全体で196例であり、カナキヌマブ投与プール群がプラセボ群に比べ有意に少なかった(傾向のp=0.0007)。カナキヌマブ投与量別にみると、300mg群でのみプラセボ群に比べがん死亡率が有意に低率だった(ハザード比[HR]:0.49、95%信頼区間[CI]:0.31~0.75、p=0.0009)。 肺がんを発症したのは129例だった。同発症率は、150mg群と300mg群でプラセボ群に比べ有意に低かった(HRは150mg群:0.61[95%CI:0.39~0.97、p=0.034]、300mg群:0.33[95%CI:0.18~0.59、p<0.0001]、また傾向のp<0.0001)。 肺がん死亡率は、300mg群ではプラセボ群に比べ大幅に低く、HRは0.23(95%CI:0.10~0.54、p=0.0002)で、カナキヌマブ投与群全体でも有意に低かった(傾向のp=0.0002)。 致死的感染症や敗血症は、カナキヌマブ群でプラセボ群に比べ高率だった。全死因死亡率は、両群で同等だった(HR:0.94、95%CI:0.83~1.06、p=0.31)。 これらの結果を踏まえて著者は、「肺がんは事前に規定した正式なエンドポイントではなかったが、発症および死亡が有意に低下する可能性が示された。これらのデータが、正式ながんスクリーニングや治療設定の下でも示されるかを調べる必要がある」とまとめている。

22488.

腎デナベーション、降圧薬非服用の高血圧を改善するか/Lancet

 診察室収縮期血圧が150~180mmHgで降圧薬を服用していない患者に対する腎デナベーションは、収縮期・拡張期血圧を5~10mmHg程度低下させる可能性があることが示された。米国・ペンシルベニア大学のRaymond R. Townsend氏らが、80例の患者を対象に行った概念実証試験「SPYRAL HTN-OFF MED」の結果で、Lancet誌オンライン版2017年8月25日号で発表した。これまでに行われた腎デナベーションの無作為化試験では、一貫した降圧効果が示されていない。本検討では、降圧薬を服用していない場合の腎デナベーションの効果を明らかにすることが目的だった。米国、欧州、日本などの21ヵ所で試験を実施 SPYRAL HTN-OFF MED試験では、米国、欧州、日本、オーストラリアの21ヵ所の医療機関を通じて、降圧薬を未服用または服用を中断した患者を対象に、無作為化シャム(擬似的処置)対照単盲検試験を行った。被験者は、診察室収縮期血圧が150mmHg以上180mmHg未満、診察室拡張期血圧が90mmHg以上、24時間自由行動下の収縮期血圧が140mmHg以上170mmHg未満を適格とした。 研究グループは、被験者に対し腎血管撮影を行った後、無作為に2群に分け、一方には腎デナベーションを、もう一方にはシャム処置を行った。 主要エンドポイントは、3ヵ月後の血圧値変化だった。3ヵ月後に診察室収縮期血圧は10.0mmHg低下 2015年6月25日~2017年1月30日に被験者のスクリーニングを行い、80例を無作為化し、腎デナベーション(38例)またはシャム処置(42例)を行った。 3ヵ月後の診察室・24時間自由行動下の血圧は、腎デナベーション群ではいずれも有意に低下した。減少幅は、24時間自由行動下・収縮期血圧が-5.5mmHg(95%信頼区間[CI]:-9.1~-2.0、p=0.0031)、24時間自由行動下・拡張期血圧が-4.8mmHg(同:-7.0~-2.6、p<0.0001)、診察室収縮期血圧が-10.0mmHg(同:-15.1~-4.9、p=0.0004)、診察室拡張期血圧が-5.3mmHg(同:-7.8~-2.7、p=0.0002)だった。 一方、シャム処置のコントロール群では、診察室・24時間自由行動下の血圧はいずれも有意な低下は認められなかった。変化幅は、24時間自由行動下・収縮期血圧が-0.5mmHg(p=0.7644)、24時間自由行動下・拡張期血圧が-0.4mmHg(p=0.6448)、診察室収縮期血圧が-2.3mmHg(p=0.2381)、診察室拡張期血圧が-0.3mmHg(p=0.8052)と、いずれも有意差はなかった。 ベースラインから3ヵ月時点までの血圧低下幅の群間差は、24時間自由行動下・診療室血圧ともに腎デナベーションで大きかった。24時間自由行動下・収縮期血圧の同群間差は-5.0mmHg(p=0.0414)、24時間自由行動下・拡張期血圧は-4.4mmHg(p=0.0024)、診察室収縮期血圧は-7.7mmHg(p=0.0155)、診察室拡張期血圧が-4.9mmHg(p=0.0077)だった。 なお、両群ともに重大な有害イベントは認められなかった。

22489.

乳房部分照射単独の有効性を明らかにした重要な報告(解説:矢形 寛 氏)-731

 本報告では、閉経後女性で、比較的低リスクの乳がん、2mm以上の断端陰性を確保した場合に、部分照射の適応となっている。実際、大部分が腫瘍グレード2以下、リンパ節転移陰性、ホルモン受容体陽性、HER2陰性である。そのため、化学療法はほとんどの例で行われておらず、内分泌療法のみである。 このような対象に対して、部分照射は見事に非劣性を示し、有害事象も少なかった。IMRTは現在の標準的な方法であり、多くの施設で実行可能である。今後は症例を選択し、部分照射を行うことが標準となるべきであろう。一方でaccelerated partial breast irradiation(APBI)の有用性も示されつつあり、どのように部分照射とAPBIを使い分けていくかが課題となる。 また、ACOSOG Z0011で示されたように、腋窩リンパ節転移陽性例における郭清の省略は、全乳房照射(WBI)を行っていることが条件となっている。したがって腋窩転移例ではいまだWBIが標準としておくのが無難である。

22490.

緑内障患者の自己眼圧測定、約7割で成功・受容

 自己眼圧測定は、眼圧の頻繁な測定と、最高眼圧および眼圧変動の理解を高めることに寄与するが、英国・エディンバラ大学のSavva Pronin氏らによる検討の結果、大部分の緑内障患者が、反跳式眼圧計を用いて自ら眼圧測定を行うことができ、反復測定を受け入れ可能であることが示唆された。著者は、「自己眼圧測定は患者の関与を改善する可能性があり、自己眼圧測定によって眼圧の経時的な変動の全体像をより詳しく把握することもできる」とまとめている。JAMA Ophthalmology誌オンライン版2017年8月31日号掲載の報告。 研究グループは、2016年3月1日~12月30日に大学病院の緑内障クリニックにおいて、本試験への参加に同意が得られた緑内障または高眼圧患者連続100例両眼を対象に試験を行った(平均年齢67.5[SD 10.9]歳、女性53%)。 参加した患者は、反跳式眼圧計による自己眼圧測定の訓練を受け、観察期間中に同法で眼圧を測定するとともに、自己眼圧測定に関するアンケートに回答した。また、医師による眼圧測定(反跳式眼圧計およびゴールドマン圧平眼圧計)も行った。 主要評価項目は、自己眼圧測定を実施できた患者の割合で、測定手技が良好、かつ、同じ眼圧計(反跳式眼圧計)を使用したときの患者による測定値と医師による測定値の違いが5mmHg以内の場合を「完全成功」と定義した。また、自己眼圧測定に関するアンケート(3項目)についても評価した。 主な結果は以下のとおり。・完全成功を達成した患者は、100例中73例(73%)であった。・自己眼圧測定はできたが医師測定値との差が5mmHgを超えた「部分成功」は、6例であった。・反跳式眼圧計測定による眼圧値は、ゴールドマン圧平眼圧計による眼圧に比べ平均2.66mmHg低かった(95%誤差許容範囲:-3.48~8.80mmHg)。・患者測定か医師測定かを問わず、反跳式眼圧計で測定した眼圧値は類似しており、同測定法には優れた再現性が認められた(クラス内相関係数:0.903、95%信頼区間[CI]:0.867~0.928)。・自己眼圧測定に関するアンケートにおいて、完全成功または部分成功が得られた計79例中、56例(71%)が「簡単だった(easy)」、73例(92%)が「快適にできた(comfortable)」、また同程度の患者が「今後も自己測定を行いたい」と回答した。

22491.

日本脳炎に気を付けろッ! その2【新興再興感染症に気を付けろッ!】

ケアネットをご覧の皆さま、こんにちは。国立国際医療研究センター 国際感染症センターの忽那です。本連載「新興再興感染症に気を付けろッ!」、通称「気を付けろッ」は「新興再興感染症の気を付け方」についてまったりと、そして時にまったりと、つまり一貫してまったりと学んでいくコーナーです。今回は日本脳炎の続きのお話をしたいと思います。前回、日本国内での日本脳炎症例は戦後年間5,000例超を数えていましたが、現在では年間10例未満ほどまで減少しているというお話をしました。もはや「制圧寸前」と言っても過言ではないッ!では、日本脳炎ウイルスは、日本国内から消えようとしているというのかッ!? 実はそうではありません…日本脳炎ウイルスは今もわれわれの周りに存在しているのですッ!日本脳炎患者の発症傾向は「西高東低」画像を拡大する図は、国立感染症研究所が行ったブタさんの日本脳炎ウイルス抗体を地域ごとに調べたものです。なぜブタの抗体を調べるのかといいますと、1つは前回お話したとおり、ブタが日本脳炎ウイルスのリザーバーだからです。そしてもう1つは、ブタさんは必ず1年以内に出荷されてしまうからですッ!(泣) つまり、その地域のブタの抗体陽性率は、リアルタイムにその地域における日本脳炎ウイルスの流行状況を反映していると言えるのですッ! そういう点を踏まえて図をもう一度見てみましょう。2015年9月時点で、北海道から東北地方にかけては抗体陽性率が0%になっています。これらの地域では日本脳炎ウイルスは、蔓延しているとは言えないでしょう。福島県あたりから抗体陽性率<50%の地域が出てきます。そして、関東から西日本にかけては、抗体陽性率が高い地域が多くなってきます。九州・四国では抗体陽性率が80%以上の地域も珍しくありません。実際にこのブタさんの抗体陽性率と一致して、ヒトでの感染例も西高東低の傾向にあります。昨年も長崎県対馬市で4例の日本脳炎症が報告されています。というわけで、ヒトへの日本脳炎の感染者数は減ってはいますが、日本脳炎ウイルス自体は、日本国内でまだまだ蔓延している状況がおわかりいただけましたでしょうか。急がれる「より早期のワクチン接種」では、なぜここまでヒトでの感染者数が減ったのかといいますと、やはり日本脳炎ワクチンの接種率向上によるものが大きいと考えられています。ワクチン、素晴らしいッ! 定期接種、最高ッ! それでは現在の日本脳炎ワクチンの定期接種スケジュールが最高のものなのかというと…異議ありッ! というのが私の意見です。2015年に千葉県で生後11ヵ月児の日本脳炎感染例が報告されました。生後11ヵ月児が日本脳炎に…ここに現在の日本脳炎ワクチンの定期接種スケジュールの落とし穴があるのです!現在の日本脳炎ワクチンの定期接種スケジュールは、次の表のとおりです。画像を拡大する上のように、3〜4歳から接種を開始することになっているのです。だから0歳児には罹患するリスクがあるというわけです。ほかにも過去10年くらいでは、熊本県で2006年に3歳児、高知県で2009年に1歳児、沖縄県で2011年に1歳児が日本脳炎に罹患したと報告されています。3歳になるまでにも日本脳炎に罹患することがあるのに、なぜ3歳から接種開始なのか…それは誰にもわからないのですッ!!(泣) 先日、ワクチンの専門家にこの話を伺ったところ、とくに3歳からである必然性はないとのことでした。実は定期接種1期として接種可能な時期は生後6~90ヵ月となっており、生後6ヵ月以上であればいつでも接種可能なのです。実際に、千葉県などでは日本脳炎ワクチンの定期接種スケジュールを前倒しにして、生後6ヵ月から接種を開始している都道府県もあります(素晴らしいッ!泣)。最近、日本小児科学会も日本脳炎患者が発生した地域やブタの日本脳炎抗体保有率が高い地域に居住する小児に対しては、生後6ヵ月からの日本脳炎ワクチンの接種を推奨しています。この動きが広がると良いなあと思っております。アジアからアフリカに渡った日本脳炎さて、最後に今年の日本脳炎のトピックをご紹介いたします。日本脳炎といえば前回お話したとおり、アジアで流行している感染症なのですが、なんと最近アフリカでも日本脳炎の症例が報告されました1)。アフリカで日本脳炎って…すごい世の中になったものです。昨年、アンゴラで黄熱がアウトブレイクしたことは本連載「黄熱に気を付けろッ その1」でもご紹介したとおりですが、そのときの黄熱の症例の中に日本脳炎との共感染の事例があったという報告が先日“The New England Journal of Medicine”に掲載されました。前回のその1でもお話したとおり、人は最終宿主ですから、人がアジアからアフリカまでウイルスを運んだわけではないでしょう。そうすると蚊か鳥かブタかということになりますが、蚊はそんなに距離を移動できませんし、ブタは紅の豚以外は飛べませんし、だとすると渡り鳥が運んだのでしょうか…非常に興味深い事例であります。これからはアフリカ帰国後の脳炎患者では、日本脳炎を鑑別に挙げる必要が…あるのでしょうかねえ…。さて、次回は日本でも罹患するかもしれない感染症「バベシア症」についてご紹介したいと思いますッ!1)Simon-Loriere E, et al. N Engl J Med. 2017;376:1483-1485.

22492.

オランザピン誘発性体重増加のメカニズム

 オランザピンなどの非定型抗精神病薬は、過度な体重増加や2型糖尿病を誘発することがある。しかし、これらの薬物誘発性代謝異常の根底にあるメカニズムは、あまりわかっていない。米国・テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターのCaleb C. Lord氏らは、オランザピン誘発性代謝異常のメカニズムについて、動物実験により検討を行った。The Journal of clinical investigation誌オンライン版2017年8月14日号の報告。オランザピンがマウスの過食症および体重増加を誘発 本検討では、メスのC57BL/6マウスでオランザピン誘発性過食症および肥満を再現する実験モデルを用いた。 オランザピン誘発性体重増加について動物実験により検討した主な結果は以下のとおり。・オランザピンは、マウスの食物摂取量を急増させ、耐糖能異常を引き起こし、身体活動およびエネルギー消費を変化させることが明らかとなった。・オランザピン誘発性過食症および体重増加は、セロトニン2C受容体欠損マウスにおいて鈍化した。・選択的セロトニン2C受容体アゴニストであるlorcaserinによる治療は、オランザピン誘発性過食症および体重増加を抑制することが示された。・lorcaserinは、オランザピン投与マウスの耐糖能を改善させた。 著者らは「オランザピンは、セロトニン2C受容体への拮抗作用を介して、有害な代謝系副作用を発現することが示唆された」としている。■関連記事オランザピン誘発性体重増加を事前に予測するには:新潟大学抗精神病薬による体重増加や代謝異常への有用な対処法は:慶應義塾大学オランザピンの代謝異常、原因が明らかに:京都大学

22493.

ALK阻害剤のコンパニオン診断薬発売/ロシュ・ダイアグノスティックス

 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO:小笠原 信)は、非小細胞肺がん患者のうち、ALK陽性患者の判定補助に用いる体外診断用医薬品「ベンタナ OptiView ALK (D5F3)」を2017年9月15日に発売する。 「ベンタナ OptiView ALK (D5F3)」は、ALK阻害剤のうち、クリゾチニブ(商品名:ザーコリ)およびセリチニブのコンパニオン診断薬として、治療効果が見込めるALK陽性非小細胞肺がん患者の判定補助に用いる。免疫組織化学(IHC)法を測定原理とし、ベンタナ シリーズの全自動免疫染色装置を用いて検出を行う。 全自動染色のため煩雑な手技が必要なく、光学顕微鏡による確認ができるため、院内検査に取り入れやすく、効率的かつ迅速な検査が期待できるという。保険点数は2,700点。■参考ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社プレスリリース

22494.

認知障害にシスタチンCと微量アルブミン尿が関連

 認知障害は健康に影響する重要な要素であり、早期診断が重要である。今回、久留米大学の福本 義弘氏らの研究グループが、比較的若年の集団において、認知機能が血清シスタチンCおよび微量アルブミン尿と有意に逆相関することを初めて証明した。Atherosclerosis誌オンライン版2017年8月26日号に掲載。 本研究の被験者は、2009年に田主丸(福岡県久留米市)で健康診断を受けた1,943人(男性774人、女性1,169人、平均年齢65.8歳)。被験者の認知機能はmini-mental state examination(MMSE)を用いて評価し、血清シスタチンCはラテックス免疫比朧法を用いて測定した。また、微量アルブミン尿は随時尿で測定した。MMSEスコアとシスタチンCまたは微量アルブミン尿との関係は、多変量線形回帰分析を用いて評価した。すべての統計分析はSASシステムを用いて行った。 主な結果は以下のとおり。・血清シスタチンCと微量アルブミン尿をそれぞれ対数変換した平均値は、0.95(範囲:0.41~7.11)mg/L、10.7(範囲:1.1~2,600)mg/g・Crであった。・MMSEスコアの平均は27.7±2.5であった。・年齢および性別を調整した多変量線形回帰分析では、MMSEは収縮期血圧(p=0.024、逆相関)、シスタチンC(p=0.046、逆相関)、微量アルブミン尿(p=0.019、逆相関)と有意に関連を示したが、推算糸球体濾過量(eGFR)との関連は有意ではなかった(p=0.197)。・段階的重回帰分析では、年齢、脳卒中歴、収縮期血圧、血清シスタチンCが独立してMMSEスコアと関連していた。

22495.

広範なPCI施行例で、生体吸収性と非生体吸収性ステントを比較/Lancet

 待機的か緊急を問わずPCI施行患者を対象とした試験で、新たな技術が用いられている超薄型ストラット生体吸収性ポリマー・シロリムス溶出ステント(Orsiro)は、非生体吸収性ポリマー・エベロリムス溶出ステント(Xience)と比較して、臨床的アウトカムに関する非劣性が100%見込まれることが発表された。米国・Piedmont Heart InstituteのDavid E. Kandzari氏らによる13ヵ国90の病院で行われた無作為化試験「BIOFLOW V試験」の結果で、著者は「今回の試験結果は、次世代薬剤溶出ステント技術の改善に新たな方向性を示すものであった」と述べている。 これまでに冠動脈薬剤溶出ステントは、新たなメタル合金を含むもの、ステント構造を変化したもの、そして生体吸収性ポリマーを含むものが開発されてきた。研究グループは、これらの臨床的安全性および有効性改善の向上について先行の無作為化試験では示されていないとして、広範なPCI施行患者集団で、生体吸収性ポリマー・シロリムス溶出ステントと非生体吸収性ポリマー・エベロリムス溶出ステントの臨床的アウトカムを比較する検討を行った。Lancet誌オンライン版2017年8月26日号掲載の報告。13ヵ国90の病院で待機的または緊急PCI施行患者を対象に無作為化試験 BIOFLOW V試験は、13ヵ国(オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、イスラエル、オランダ、ニュージーランド、韓国、スペイン、スイス、米国)にある90の病院で、待機的または緊急にPCIを受ける患者を登録して行われた。適格とされたのは、18歳以上の新規未治療の冠動脈病変にステント留置予定である虚血性心疾患の患者で、超薄型(60μm)生体吸収性ポリマー・シロリムス溶出ステントまたは非生体吸収性ポリマー・エベロリムス溶出ステントを用いる群に、2対1の割合で無作為に割り付けられた。 主要エンドポイントは、12ヵ月時点の標的病変不全の発生であった。また、ベイズ法を用いて、両ステントの2つの無作為化試験のデータと複合し非劣性に関する比較を行った。解析は、intention to treatにて行った。12ヵ月時点の標的病変不全の発生率は6% vs.10% 2015年5月8日~2016年3月31日に、4,772例の患者が本研究に登録された。1,334例が包含基準を満たし、無作為に割り付けられた(生体吸収性ステント群884例、非生体吸収性ステント群450例)。 生体吸収性ステント群は52/883例(6%)、非生体吸収性ステント群では41/427例(10%)で、12ヵ月時点の評価による標的病変不全の発生が認められた(95%信頼区間[CI]:-6.84~-0.29、p=0.0399)。標的血管心筋梗塞の発生に関しても、有意な差が認められた(39/831例[5%] vs.35/424例[8%]、p=0.0155)。 生体吸収性ステントの非生体吸収性ステントに対する非劣性は、100%と見込まれた。ベイズ分析(2,208例)で、標的病変不全の発生頻度の差は-2.6%(95%確信区間[credible interval]:-5.5~0.1)であった(非劣性マージンは3.85%)。

22497.

リサーチ 医師の愛車シンドローム

緊急の呼び出し、外勤への移動など医師はクルマを使う機会が多いこともあり、クルマをこよなく愛する方も少なくない。CareNet.comでは、そんな愛車症候群(シンドローム)ドクターの実態を調査すべく、会員医師にクルマ(四輪車)に関するアンケートを実施した。その結果を3回に分けて配信する。

22498.

第1回 クルマを多く持っているのはどんな医師?どこの医師?

緊急の呼び出し、外勤への移動など医師はクルマを使う機会が多いこともあり、クルマへの思い入れが強い方も少なくない。CareNet.comでは、会員医師にクルマ(四輪車)に関するアンケートを実施。回答者総数は307名であった。その結果を3回に分けて報告する。第1回は「医師のクルマ所有台数」。結果概要クルマを所有している医師の9割は家族で2台までクルマを所有している医師のうち、約半数は所有台数1台、2台所有も4割程度おり、双方で約90%を占める。一方、3~5台という多数所有者も1割程度みられる。■設問 家族で所有しているクルマ(四輪車)は何台ですか?往診専用車を除いた台数をお答えください。(回答は1つ)1)1台、2)2台、3)3~5台、4)6~9台、5)10台以上勤務形態でみると、勤務医の半数は1台、開業医の6割は複数台所有クルマ所有の勤務医では、9割が2台以内の所有台数である。一方、開業医(経営者)では1台4割で、残りの6割は複数台所有、2割は3台以上を所有する。画像を拡大する画像を拡大する20代~30代のクルマ所有医師では1台が過半数、50代以上は複数台所有が過半数年代別にみると、年齢が上がるにつれて所有台数が増加。20~30代では、クルマ所有者の半数以上が1台だが、50歳以上から複数台所有が半数以上となり、60歳以上では2台所有者の割合が1台所有者を上回る。画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する南関東、関西は1台、それ以外の地域は2台以上地域別にみると、南関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)および関西(大阪、京都、兵庫、滋賀、和歌山)では1台所有が半数以上を占めるものの、他地域は6~8割は複数台所有と回答。とくに北関東・甲信越・北陸では複数台所有が8割という結果となった。画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する画像を拡大する

22499.

ケアネット白書~糖尿病編2017

ケアネットでは今年3月、2型糖尿病患者を1ヵ月10例以上診察している医師を対象にアンケート調査を実施し、経口血糖降下薬の処方割合やその理由などを聞いた。その回答は、「ケアネット白書~糖尿病編2017」としてまとめているが、本稿では、主な質問項目とその回答について抜粋して紹介する。CONTENTS1.調査概要2.結果(1)回答医師の背景(2)薬剤の処方状況(1stライン)(3)薬剤の処方状況(2ndライン)(4)薬剤選択の際に重要視する項目

22500.

ケアネット白書~糖尿病編2017

インデックスページへ戻る1.調査概要本調査の目的は、糖尿病診療に対する臨床医の意識を調べ、その実態を把握するとともに、主に使用されている糖尿病治療薬を評価することである。調査はインターネット上にてアンケート形式。2017年3月1~8日に、ケアネットの医師会員約13万人のうち、2型糖尿病患者を1ヵ月に10人以上診察している医師500人を対象に実施した。2.結果(1)回答医師の背景回答医師500人の主診療科は、糖尿病・代謝・内分泌科が234人(46.8%)で最も多く、一般内科167人(33.4%)、循環器科42人(8.4%)などが続いた。医師の所属施設は、一般病院が190人(38.0%)で最も多く、以下、医院・診療所・クリニック134人(26.8%)、大学病院92人(18.4%)、国立病院機構・公立病院83人(16.6%)など。医師の年齢層は50代が159人(31.8%)で最も多く、次いで40代(135人、27.0%)、30代(128人、25.6%)が続いた。(2)薬剤の処方状況(1stライン)糖尿病治療薬をSU薬、α-グルコシダーゼ阻害薬(α-GI)、ビグアナイド(BG)薬、チアゾリジン薬、速効型インスリン分泌促進薬(グリニド)、DPP-4阻害薬、インスリン、GLP-1、SGLT2阻害薬、その他に分類し、食事・運動療法に加えて薬物療法を実施する際の1stラインの処方状況を聞いた(図1)。図1を拡大する処方が最も多かったのはDPP-4阻害薬で、回答した医師全体の38.4%が1stラインで使っている。しかしながらその割合は、昨年と比べて6.1ポイント減少し、過去5年間において最も少ない。次いで多かったのはBG薬(26.3%)で、昨年(26.6%)とほぼ横ばいであった。<糖尿病・代謝・内分泌科での1stライン>回答医師の属性が糖尿病・代謝・内分泌科の場合、1stラインでの処方割合が最も多かったのはDPP-4阻害薬(35.9%)だが、これに続くBG薬が33.4%であり、割合は拮抗している。一方、SU薬とα-GIは過去5年の推移をみても一貫して減少傾向にあるようだ(図2)。図2を拡大する<その他の診療科(糖尿病・代謝・内分泌科以外)での1stライン>回答医師の属性がその他の診療科の場合、1stラインの処方割合はDPP-4阻害薬が最も多いものの、前年より7%減少し、その分、その他(併用など)が増加した。BG薬(20.1%)とSU薬(6.9%)は、前年と比べほぼ横ばいであった(図3)。図3を拡大する(3)薬剤の処方状況(2ndライン)DPP-4阻害薬単剤処方例からの治療変更1stラインでDPP-4阻害薬を単剤投与しても血糖コントロールが不十分だった場合、2ndラインではどのような治療変更を行うかについて、1.SU薬を追加、2.速効型インスリン分泌促進薬を追加、3.α-GIを追加、4.GU薬を追加、5.チアゾリジン薬を追加、6.GLP-1を追加、7.インスリンを追加、8.SGLT2阻害薬を追加、9.他剤への切り替え、10.その他―の分類から処方状況を聞いた(図4)。図4を拡大する最も多かったのはBG薬の追加で、回答した医師の40.3%に上った。過去5年の推移を見ると一貫して増加傾向にありSGLT2阻害薬の追加も9.9%に増加した。一方、SU薬の追加やα-GIの追加は減少傾向にある。回答医師の属性が糖尿病・代謝・内分泌科とその他の診療科を比較すると、専門医ではBG薬の追加が全体平均よりも高い傾向にあり、逆にSGLT2阻害薬の追加を選ぶ医師は少ない傾向があった。専門医以外では、SGLT2阻害薬の追加やα-GIの追加を選択する割合が多い傾向があるようだ(図5)。図5を拡大するBG薬単剤処方例からの治療変更また、1stラインでBG薬を単剤投与しても血糖コントロールが不十分だった場合2ndラインではどのような治療変更を行うかについて、1.SU薬を追加、2.速効型インスリン分泌促進薬を追加、3.α-GIを追加、4.チアゾリジン薬を追加、5.DPP-4阻害薬を追加、6.GLP-1を追加、7.インスリンを追加、8.SGLT2阻害薬を追加、9.他剤への切り替え、10.その他―の分類から処方状況を聞いた(図6)。図6を拡大する最も多かったのは前年に引き続きDPP-4阻害薬の追加(55.6%)であった。SGLT2阻害薬の追加(8.0%)を選択する医師の割合は、前年比で2.2ポイント増となり、SU薬の追加(8.3%)と拮抗する結果となった。回答医師の属性が糖尿病・代謝・内分泌科とその他の診療科を比較すると、専門医で最も多かったのはDPP-4阻害薬の追加(56.4%)で、次いでSGLT2阻害薬の追加(9.3%)、SU薬の追加(8.3%)となっていた。その他の診療科と比べると、SGLT2阻害薬の追加が多かった(図7)。図7を拡大する(4)薬剤選択の際に重要視する項目本調査では、薬剤を選択する際に重要視する項目についても聞いている(複数回答)。最も多いのは昨年に続き「低血糖を来しにくい」で、75.2%の医師が挙げている。以下、「重篤な副作用がない」(68.48%)、「血糖降下作用が強い」(66.4%)などが続いた(図8)。図8を拡大する<糖尿病・代謝・内分泌科での重要視項目>回答医師の属性が糖尿病・代謝・内分泌科の場合も、薬剤選択で重要視する項目として最も多かったのは「低血糖を来しにくい」で、81.6%の医師が挙げている。次いで多かったのが、「体重増加を来しにくい」(73.5%)で、他科も含めた全体では56.4%だったのと比べると顕著に割合が高く、専門医に特徴的な傾向といえる。<その他の診療科(糖尿病・代謝・内分泌科以外)での重要視項目>回答医師の属性がその他の診療科の場合も、薬剤選択で重要視する項目として最も多かったのは「低血糖を来しにくい」であった(69.5%)。以下、「重篤な副作用がない」(65.4%)、「血糖降下作用が強い」(63.9%)などが続いた。インデックスページへ戻る

検索結果 合計:35654件 表示位置:22481 - 22500