ニュース ジャーナル四天王

高地居住ほど、透析患者の死亡率は低下

住む地域の標高が高いほど、透析患者の原因を問わない死亡率が低下することが、80万人超を対象にした調査で明らかになった。標高1,828mを超える地域に住む透析患者は、標高76m未満に住む患者に比べ、総死亡率は約15%低下するという。この原因は、高地に住む…

産後うつ病:電話による母親対母親のピアサポートに予防効果

出産後2週間以内に産婦の13%が産後うつ病にかかるとの報告があり、特に、対人関係の希薄な場合に産後うつ病発症リスクが高いことが知られている。逆に言えば、リスクの高い女性を対象に介入を行えば、高い予防効果が得られるのではないか。トロント大学(カ…

産後うつ病:訪問保健師による心理学的介入が有効

産後うつ病では、保健師の訪問によるEdinburgh postnatal depression scale(EPDS、http://www.patient.co.uk/showdoc/40002172/)を用いたスクリーニングと、心理学的な情報提供に基づく介入治療が有効なことが、イギリスSheffield大学のC Jane Morrell氏ら…

旧共産主義国における成人死亡率上昇の原因とは?

旧共産主義国では、急速な民営化の進展が労働年齢男性の死亡率上昇の主要原因であることが、イギリスCambridge大学社会政策学部のDavid Stuckler氏らの調査で明らかとなった。1990年代初頭~中期のヨーロッパや中央アジアにおける共産主義から資本主義への転…

麻疹(はしか)は2010年までに撲滅できるか ?

2010年までに麻疹(はしか)ウイルスを撲滅するというヨーロッパの計画は、ワクチン接種率が不十分なため達成できない可能性が高いことが、デンマークStatens Serum研究所疫学部のMark Muscat氏らEUVAC.NETの研究グループの調査で明らかとなった。ヨーロッパ…

減量は尿失禁改善に有効

過体重・肥満女性への尿失禁治療として、減量指導が有効なことが確認された。米国カリフォルニア大学のLeslee L. Subak氏らによる、半年間にわたる対照群との比較による無作為化臨床試験の結果。NEJM誌2009年1月29日号掲載より。

ADA欠損症患児への遺伝子治療の長期転帰

ADA(アデノシンデアミナーゼ)欠損症患児への遺伝子治療が、安全かつ有効であることが、San Raffaele Telethon遺伝子治療研究所のAlessandro Aiuti氏らによって報告された。ADA欠損は、致死的なプリン代謝異常と免疫不全を示す重症複合免疫不全症(SCID)の…

小児がんからの女性生存者、40歳までのマンモグラフィ実施率低く留…

小児がんで胸部放射線治療を受けたことのある女性生存者は、若年での乳がん発症リスクが高いため、25歳(または同治療後8年経過後のどちらか後に来る方)からのマンモグラフィ実施がガイドラインで勧告されている。ところが、40歳未満の6割強が、過去2年以内…

高齢心不全患者へのNt-BNPを指標にした集中治療のアウトカムは?

高齢の心不全患者に対し、N末端脳型ナトリウム利尿ペプチド(Nt-BNP)値を指標にした集中治療を行っても、症状による治療を行った場合と、アウトカムは同等であることがわかった。これまでに、Nt-BNP値による治療がアウトカムを改善することを示す研究結果が…

住宅ラドン対策の費用対効果:イギリス

肺がんの原因として最も多いのはタバコだが、次いで世界的に多いのがラドン曝露によるものである。患者の多くは家で曝露していることから、公費を投入してのラドン対策を施行している国は多い。WHOでも対策を勧告しているラドンは、大気中にごく普通に存在す…

創傷感染予防としての抗生剤塗布は局所でなければ意味がない

簡単な皮膚科手術後の創傷感染予防として行う抗生剤クロラムフェニコール軟膏(商品名:クロロマイセチン軟膏)単回塗布の有効性を証明することを目的に、ジェームズ・クック大学(オーストラリア・クイーンズランド)Mackay Base病院のClare F Heal氏らによ…

壮年期心筋梗塞患者におけるクロピドグレル治療の予後決定因子が明…

心筋梗塞発症後にクロピドグレル(商品名:プラビックス)治療を受けている壮年患者のうち、CYP2C19*2遺伝子に変異が見られる場合は予後不良であることが、フランス・パリ第6大学Pitie-Salpetriere病院のJean-Philippe Collet氏らの検討で明らかとなった。ク…

進行前立腺癌の新たな標準治療が確立された:SPCG-7/SFUO-3試験

進行前立腺癌の治療では、内分泌療法に放射線療法を追加すると、内分泌療法単独に比べ前立腺癌による死亡率が半減し、全死亡率も有意に低下することが、北欧で実施された無作為化第III相試験(SPCG-7/SFUO-3試験)で示された。高リスクの前立腺癌では、内分…

就学前小児の上気道ウイルス感染による喘鳴:吸入薬(高用量)によ…

上気道ウイルス感染による喘鳴発作は、就学前児童においてはよく見られるが、至適管理方法は確認されていない。モントリオール大学(カナダ)小児科部門臨床調査部門Francine M. Ducharme氏らは、特に至適管理のエビデンスがあいまいな中等症~重度の、反復…

就学前小児の上気道ウイルス感染による喘鳴:発作時の経口薬治療

上気道ウイルス感染による喘鳴発作は、就学前児童においてはよく見られ、短期間の経口プレドニゾロン剤投与が広く行われているが、軽症~中等症には有効ではないと結論する無作為化二重盲検プラセボ対照試験の結果が報告された。英国レスター大学小児保健部…

左心室拡張機能障害が大きいほど、運動強度が減少

安静時左心室拡張機能障害の程度が大きいほど、運動強度が減少することがわかった。また、安静時や運動後の左心室充満圧が高いことも、運動強度の減少につながるという。これは、米国Mayo ClinicのJasmine Grewal氏らが、3,000人近くについてドップラー心エ…

そのまま食べられる栄養治療食品に、るい痩予防効果:ニジェール

西アフリカ内陸部にあるニジェールで、そのまま食べられる栄養治療食品(Ready-to-use therapeutic foods:RUTF)を、子どもたちに3ヵ月配布したところ、8ヵ月間で、いわゆる痩せ過ぎである「るい痩」と診断される子供が、3~5割減少したことがわかった。こ…

新生児退院前のパルスオキシメトリー検査は臨床効果も費用効果もある

新生児退院前にパルスオキシメトリー検査を実施することは、動脈管依存性先天性心疾患の早期発見に有効であることが、スウェーデンQueen Silvia小児病院小児心臓病科のAnne de-Wahl Granelli氏らによる前向きスクリーニング研究の結果として報告された。費用…

高齢者のADR入院回避のためには共存症に留意を

繰り返される高齢者の薬物有害反応(ADR)による入院の予測因子は、年齢よりも、共存症を有しているかどうかであることが、西オーストラリア大学公衆衛生校のMin Zhang氏らによる後ろ向きコホート研究で明らかにされた。BMJ誌2009年1月17日号(オンライン版2…

医薬品価格が高すぎて治療を受けられない現実明らかに、低~中所得国

低~中所得国では、先発および後発(ジェネリック)医薬品の価格が国際基準価格に比べかなり高価なことが、A Cameron氏ら世界保健機構(WHO)と国際保健医療活動団体(HAI)の共同研究で明らかとなった。健康関連の支出のうち医薬品が占める割合は、経済協力…

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