ニュース ジャーナル四天王

看護師と医師のどちらが内視鏡検査に向いているか?

イギリスやアメリカでは、看護師による消化管内視鏡検査が、専門団体の承認を得て一般的に行われている。これまで1センターを対象とする研究で、安全で効果的であり、患者にも容認される手技であることが示されている。しかし、看護師がこうした役割を担うこ…

HDLコレステロールは動脈硬化を予防するのか?

HDLコレステロール(HDL-C)を増やすことが虚血性心疾患を予防する、とのエビデンスについてはなお論争が続いている。システマティックレビューの一部解析(2001年までに公表されたスタチン治療に焦点を当てた無作為化試験の解析)では、HDL-Cと患者アウトカ…

新世代抗うつ薬を比較

新世代抗うつ薬12種類の有効性と受容性について、ベローナ大学(イタリア)Andrea Cipriani氏らが、複数の無作為化試験結果のメタ解析を行った(別名:混合治療比較メタ解析、ネットワークメタ解析)。ここ20年で登場したうつ病の新薬は構造やメカニズムが似…

個人をターゲットとした心房細動を予測するリスクスコアの開発:Fra…

フラミンガム心臓研究(Framingham Heart Study)が開発した、個人レベルの心房細動の絶対危険度を予測するためのリスクスコア、およびフレームワークづくりに関する試験報告が、Lancet誌2009年2月28日号に掲載された。これまで、加齢、糖尿病、高血圧、肥満…

北米で抗菌薬シプロフロキサシンの耐性菌が広がっている?

グラム陽性菌はもとよりグラム陰性菌に対しても強い抗菌力を発揮し頻繁に用いられるフルオロキノロン系抗菌薬シプロフロキサシンの耐性菌が、北米で初めて出現したことが報告された。NEJM誌2009年2月26日号でEpidemic Intelligence Service Programに参画す…

減量効果に最も優れている食事療法とは?

肥満治療として減量効果に最も優れているダイエット食とは? 米国ハーバード公衆衛生大学院栄養学のFrank M. Sacks氏らは、これまでタンパク質、脂質、あるいは炭水化物それぞれの栄養素に着目したダイエット食の研究報告がなされているが、その減量効果は…

妊娠前・妊娠中の糖尿病は周産期や産後のうつ病リスクを増大

妊娠前や妊娠中に糖尿病だった人は、周産期や産後にうつ病を発症するリスクが、そうでない人に比べて2倍近くに増大するようだ。これは、米国Harvard Medical SchoolのKaty Backes Kozhimannil氏らが、米国の低所得層の母親を対象にした調査で明らかにしたも…

ACC/AHA臨床ガイドライン、エビデンスの裏付けは貧弱

米国心臓病学会(ACC)と米国心臓協会(AHA)の臨床ガイドラインは、その裏付けとなるエビデンスに乏しい、との調査結果が、米国Duke大学のPierluigi Tricoci氏らによって報告された。複数の無作為化試験など信頼できるエビデンスで裏付けのある勧告は、全体…

挿管の痛み緩和に冷却スプレー噴霧が効果的

救急治療部門での末梢静脈内への挿管処置の際、冷却スプレー(topical alkane vapocoolant spray)で効果的かつ安全に痛みを緩和できるとの報告が、BMJ誌2009年2月21日号(オンライン版2009年2月10日号)に寄せられた。メルボルン大学(オーストラリア)Ramz…

中高年のうつ

55歳以上の中高年でのうつ病の重大性が認識されているにもかかわらず、また予後に関する試験結果も示されているが、プライマリ・ケアにおける予後を想定した診断モデルがないことを受け、オランダVU University Medical Centreの一般診療・ヘルスケアリサー…

慢性特発性血小板減少性紫斑病に対する新しい経口治療薬eltrombopag…

米国FDAにおいて昨年末に承認された、慢性特発性血小板減少性紫斑病(Idiopathic Thrombocytopenic Purpura:ITP)に対する新しい経口治療薬eltrombopag(商品名:Promacta)の第Ⅲ相試験の結果が、Lancet誌2009年2月21日号で公表された。eltrombopagは、血小…

乾癬性関節炎に対するustekinumabの有効性と安全性を確認

乾癬性関節炎に対する抗インターロイキン(IL)-12/23ヒトモノクローナル抗体ustekinumabの有効性と安全性が、無作為化二重盲検プラセボ対照クロスオーバー試験の第Ⅱ相試験の結果、確認された。この米国Tufts Medical CenterのAlice Gottlieb氏らによる試験…

冠動脈開存仮説の治療戦略は薬物療法単独群に軍配:OAT試験

心筋梗塞患者の臨床転帰を改善するとされる冠動脈開存仮説の治療戦略に関するQOLおよび費用対効果について、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)+ステント留置での実施と、薬物療法単独実施との比較を行ったOAT(Occluded Artery Trial)の試験結果が、N…

悪性神経膠腫に関するゲノムワイド変異解析

原発性脳腫瘍で最も多い神経膠腫(グリオーマ)について、ゲノムワイド変異解析によって、特定の遺伝子変異が腫瘍の進行に関わっていることが明らかにされた。米国デューク大学メディカルセンターのHai Yan氏らによる報告は、NEJM誌2009年2月19日号で掲載さ…

関節リウマチ患者、アダリムマブ、インフリキシマブ服用は帯状疱疹…

関節リウマチ患者で、ヒト型抗TNF-αモノクロナール抗体のアダリムマブ(商品名:ヒュミラ)やインフリキシマブ(同:レミケード)を服用する人は、そうでない人に比べ、帯状疱疹の発症リスクが増大するようだ。一方、抗TNF-αクラスの薬全体、また完全ヒト型…

米国ICU、中心静脈カテーテル関連MRSA血流感染率が大幅減少

米国の主な集中治療室(ICU)では、過去7年間で、中心静脈カテーテル関連のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の血流感染率が大幅な減少傾向にあることがわかった。ICUの種類により減少率は異なるものの、50%を超える減少幅だという。米国疾病対策センタ…

研修医が指導医に臨床サポートを求める際の決定因子

研修医・医学生が指導医に臨床サポートを請う際、どのような因子が影響しているのか。ウィルソン教育研究センター(カナダ、トロント)のTara J T Kennedy氏らが行った、決定プロセスを理論化するグラウンデッドセオリー研究の結果が、BMJ誌2009年2月14日号…

電子カルテデータベースを観察研究に用いる可能性

ペンシルベニア医科大学のRichard L Tannen氏らは、治療の有効性を検討する観察研究を、電子カルテデータベースを用い、同氏らが開発した新しい解析法PERR(prior event rate ratio)にて行うことの妥当性を検証した結果、「有効である」との報告を寄せた。B…

がん患者のカテーテル関連静脈血栓症にワルファリンは有効か?:WARP…

中心静脈カテーテルによる化学療法を受けているがん患者に予防的ワルファリン(商品名:ワーファリンなど)投与を行っても、症候性カテーテル関連血栓症は抑制できないことが、イギリスBirmingham大学のAnnie M Young氏らが実施したWARP試験で判明した。静脈…

重症の足首捻挫には膝下キャストを

重症の足首捻挫に対する機械的な支持法では、膝下キャストの効果が最も優れることが、イギリスWarwick大学のS E Lamb氏らが実施した無作為化試験で明らかとなった。イギリスでは救急診療部の受診件数の3~5%を重症足首捻挫が占め、年間約100~150万例にのぼ…

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