参照価格制度に反対、厚労省

厚生労働省は12日、政府の規制改革会議が7月2日に公表した「中間とりまとめ」の中で後発医薬品の使用促進策として提案された「参照価格制度」について、否定的な見解を示した。
参照価格制度に反対、厚労省
厚生労働省は12日、政府の規制改革会議が7月2日に公表した「中間とりまとめ」の中で後発医薬品の使用促進策として提案された「参照価格制度」について、否定的な見解を示した。
人工肺「キャピオックスBABY-FX」新発売、使用血液量を3割減
テルモ株式会社は、新生児や乳児の心臓手術に対応した人工肺「キャピオックス BABY-FX (キャピオックス FX05)」を医療機関向けに新発売したと発表した。
HIV感染症治療薬「アイセントレス」、長期服用による有効性/安全性データを発表 -2008年国際AIDS学会-
万有製薬株式会社は、メキシコで開催された第17回国際AIDS学会において、HIV感染症治療薬「アイセントレス(ラルテグラビル)」の長期間服用(96週間)に対する有効性および安全性のデータが報告されたと発表した。
「歯周病」の認知は高まるも「糖尿病との関わり」への理解は低い
サンスター株式会社が行った35歳から59歳の男女932人を対象とする「歯周病に関する意識調査(インターネットリサーチ)」によると、歯周病の認知はこの20年間で9%から99%と飛躍的に向上したことがわかった。その一方で、近年明らかになった「全身病との関わり」は、「糖尿病」(19.7%)、「心疾患・脳卒中」(15.4%)、早産と肺炎との関わりについては1割未満にしか理解されていないという。
脳卒中の危険因子を持つ人の約半数は医療機関を受診せず
ファイザー株式会社が行った調査によると、脳卒中に対する国民の認知度は高いものの、予防意識は低いことがわかった。調査は全国の40歳以上の男女4700人を対象にインターネットで行った。
企業人のメンタルヘルスを考える 「ワーク・ライフバランス チャリティ健康セミナー」を開催
年間の自殺者が3万人を越え、自殺対策基本法の制定(2006年6月)、自殺総合対策大綱の策定(2007年6月)など、自殺対策・予防が大きな社会問題となっているが、 1)社会や企業などの各種団体の担当者や管理者への啓蒙活動 2)セミナー参加者の心と身体の健康つくりへの貢献 3)自殺予防に関する団体の支援(研修会の収益の寄付など) 4)官、民、学の枠を超えた連携基盤を構築することを目的に、今秋、軽井沢でセミナーが開催される。現代日本で増え続けるメンタル関連疾患を社会全体で理解するため、各界の有名講師が集まるとともに、セミナーの収益はすべて日本いのちの電話連盟など自殺予防の活動を行っている民間団体に寄付される。 ワーク・ライフバランス チャリティ健康セミナー(第1回) ●日 時:2008年(平成20年)10月9・10日(木、金) ●会 場:万平ホテル(長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢旧軽井沢925)●主 催:ワーク・ライフバランス チャリティ健康セミナー ●詳細・問い合わせはホームページをご覧くださいhttp://www.occn.zaq.ne.jp/cuakf809/ ●お問い合わせ先:〒168-0081 東京都杉並区宮前3-8-3-105(有)ケイ・マーケティング・コミュニケーションズ 河村久美子 (kumik@yk9.so-net.ne.jp)Phone:03-3247-6248 / Fax:03-3247-6271
「キッザニア東京」の『病院パビリオン』に「薬局」がオープン
ヤンセンファーマ株式会社は、体験を通して楽しく社会を学べる“こどもが主役のこどもの街”「キッザニア東京」の『病院パビリオン』に新設される「薬局」オープンにあたり、製薬企業ならではのノウハウや物品の提供に協力すると発表した。
喘息情報サイト「Zensoku.jp」で「二宮清純のゼンソク人間学」スタート
グラクソ・スミスクライン株式会社が運営する喘息情報ウェブサイト「Zensoku.jp」(http://zensoku.jp)の新企画として、対談シリーズ「二宮清純のゼンソク人間学」がスタートした。
抗悪性腫瘍剤「アービタックス」、製造販売を承認
ブリストル・マイヤーズ株式会社は、メルクセローノ株式会社およびイムクロン社(NASDAQ:IMCL)と共同開発を行ってきたアービタックス注射液100mg(セツキシマブ製剤)が、7月16日(水)、厚生労働省より「EGFR陽性の治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の治療薬として、製造販売承認されたと発表した。
「子どもとママの紫外線対策」意識調査-「日焼け止め」は8割の子どもが使用、でも塗る基準は日ざしの強弱?
ロート製薬株式会社が関東圏、関西圏の1歳~9歳の子どもを持つママ300人に対して行った調査によると、9割以上のママが子どもに紫外線対策を行い、内容としては「帽子をかぶる」(約9割)と同じように「日焼け止めを塗る」が8割となり、紫外線対策のスタンダードになっていることが明らかになった。
下痢型過敏性腸症候群治療剤「イリボー錠」、製造販売承認を取得
アステラス製薬株式会社は、下痢型過敏性腸症候群治療剤「イリポー錠(ラモセトロン塩酸塩)について、「男性における下痢型過敏性腸症候群」を効能・効果として、製造販売承認を取得したと発表した。
抗酸菌症治療薬「ミコブティン」、製造販売承認を取得
ファイザー株式会社は、7月16日(水)、抗酸菌症治療薬「ミコブティンカプセル150mg」(リファブチン)の製造販売承認を取得したと発表した。
加齢黄斑変性症治療剤「マクジェン」、製造販売承認を取得
ファイザー株式会社は、7月16日(水)、加齢黄斑変性症治療剤「マクジェン硝子体内注射用キット0.3mg」(ペガプタニブナトリウム)の製造販売承認を取得したと発表した。
糖尿病患者の7割が合併症に不安
日本イーライリリー株式会社は、50~60代の糖尿病患者200名を対象に行ったインターネット調査から、糖尿病患者の7割が合併症に不安を持っていることがわかったと発表した。
α遮断薬の投与によって治療中の高血圧症例の尿中アルブミンが減少する
自治医科大学循環器科の苅尾七臣氏(=写真)らは、治療中の高血圧症患者に対するα遮断薬ドキサゾシンの就寝前投与によって、尿中アルブミン/クレアチニン比(urinary albumin/creatinine ratio、以下UAR)の有意な減少が認められたことをJournal of Hypertension誌6月号に発表した1)。これは厳格な早朝高血圧管理が臓器障害の発症抑制に及ぼす影響を検討することを目的としたJapan Morning Surge-1(JMS-1)試験より得られた結果で、α遮断薬の投与によって微量アルブミン尿が減少することを無作為化比較試験において証明した。以下、本試験の概要とこれまで得られていた知見を踏まえてレビューする。
広がる「がん診療と心のケア」への要求に 精神腫瘍学の学会推薦講師の全国リスト
サイコオンコロジー学会は、ホームページ上に学会推薦講師(精神腫瘍学)のリストを公開した。同推薦講師は学会世話人、研修会受講経験医師から構成され学会推薦の条件を備えた腫瘍精神学の専門家。推薦講師は、現在全国展開している「がん診療に携わる医師10万人に対する緩和ケア研修会」で、3分の1の時間を占める「心とコミュニケーション」を担当、オファーされた研修会にいって講師を行う。内容は、痛み・気持ちのつらさ・せん妄への対応、コミュニケーションスキルなどからなる。
女性のためのED啓発サイトがオープン
ファイザー株式会社は、一般向けのED啓発ウェブサイト「ED-info.net ゆたかなカップルライフのために」をリニューアルし、女性のためのED情報コンテンツ「heart lounge(ハートラウンジ)http://www.ed-info.net/heartlounge/」を追加したと発表した。
子宮頸がん予防ワクチンCervarixが英国の国民予防接種プログラムに組み入れられる
グラクソ・スミスクライン株式会社は、英国保健省が英国国民に対するヒトパピローマウイルス(以下:HPV)感染予防の予防接種プログラムのためのワクチンとして子宮頸がん予防ワクチンCervarixを選択したと発表した。
薬剤師からジェネリックの説明を受けた患者は11.1%
沢井製薬が行ったインターネット調査によると、本年4月以降に薬を処方・調剤された患者416名のうち、ジェネリック医薬品の処方依頼経験は13.2%で、「初めてジェネリックを処方・調剤された」患者はわずか4.1%だった。
関節リウマチ治療薬「エンブレル」の新剤形が発売
ワイス株式会社と武田薬品工業株式会社は、両社がコ・プロモーションしている関節リウマチ治療薬「エンブレル」(エタネルセプト)の新剤形となる「エンブレル皮下注25mgシリンジ0.5mL」を6月30日に新発売したと発表した。