LVEF軽度低下の心筋梗塞、β遮断薬の有用性は?/Lancet 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2025/09/17 左室駆出率(LVEF)が低下した(<40%)心筋梗塞患者では、β遮断薬の有効性を強く支持するエビデンスがあるが、LVEFが低下していない(≧40%)心筋梗塞患者へのβ遮断薬療法に関しては、最近の4つの無作為化試験の結果は一致せず(有益性を認めたのは1試験のみ)、LVEFが軽度低下した(40~49%)サブグループにおける治療効果についてはどの試験も検出力不足であった。スペイン・Centro Nacional de Investigaciones Cardiovas… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 (医学ライター 菅野 守) 原著論文はこちら Rossello X, et al. Lancet. 2025;406:1128-1137. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 心筋梗塞後のβ遮断薬、LVEF>40%なら不要?/NEJM ジャーナル四天王(2025/09/12) 心筋梗塞後のβ遮断薬の長期投与は不要か―統計学的には非劣性だが、臨床的にはそうとは限らない(解説:名郷直樹氏) CLEAR!ジャーナル四天王(2024/12/30) 左室駆出率が保たれた急性心筋梗塞、β遮断薬の長期投与は有効か/NEJM ジャーナル四天王(2024/05/01) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 低リスク急性心筋梗塞、PCI後1ヵ月でアスピリンは中止可能か/NEJM(2025/09/17) 小型NSCLC、STAS陽性は術式にかかわらず予後不良(JCOG0802/WJOG4607L)/WCLC2025(2025/09/17) 中等症以上の潰瘍性大腸炎へ新たな経口治療薬が登場/ファイザー(2025/09/17) 食事の頻度とうつ病との関係(2025/09/17) 慢性流涎治療にA型ボツリヌス毒素が登場/帝人ファーマ(2025/09/17) 20歳以降の体重10kg増加が脂肪肝リスクを2倍に/京都医療センター(2025/09/17) [ あわせて読みたい ] 合格直結!テスレクDigest(2025/07/18) 第50回日本骨髄腫学会学術集会:独占インタビュー(2025/04/18) ASCO2025 まとめ(2025/06/02) かかりつけ医のためのがん患者フォローアップ(2025/06/13) 医療・介護施設従事者のための転倒・転落事故へのアプローチ ~転倒・転落事故のメカニズム、予防、事故後フォローのすべて~(2025/02/27) 非機器的早期運動療法はDVT発生率を低減【論文から学ぶ看護の新常識】第1回(2025/02/05) トレンド・トーク『肺がん』(2024/06/11) 災害対策まとめページ(2024/02/05) Dr.大塚の人生相談(2024/02/26) IBD(炎症性腸疾患)特集(2023/09/01)