救急救命士による、エピペン注射液の投与解禁 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/04/14 マイラン製薬株式会社は13日、救急救命士がアナフィラキシーショックの状態にある重度疾病者に対し自己注射が可能なエピネフリン製剤(エピペン注射液)によるエピネフリン投与を行うことが解禁になった旨の通知が、厚生労働省よりなされたと発表した。なお、処置の対象となる重度疾病者があらかじめエピペンを交付されていることが前提となっており、留意事項として下記2点が示されている。1.自己注射が可能なエピネフリン製剤によるエピネフリンの投与を行う救急救命士においては、当該製剤の添付文書等に記載された使用上の注意、使用方法等を十分に理解するとともに練習用器具により使用方法等を習熟しておくこと2.重度傷病者で自己注射が可能なエピネフリン製剤を現況携帯している場合は、当該重度傷病者はあらかじめ医師から自己注射が可能なエピネフリン製剤を交付されているものとして取り扱って差し支えないエピペンはマイラン・グループである米国デイ社で製造されている。詳細はプレスリリースへhttp://www.mylan.co.jp/press_j/index.php 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 院外心停止へのエピネフリン、神経学的予後は改善せず?/NEJM ジャーナル四天王(2018/07/30) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] HPVワクチン接種プログラムの効果、社会経済的格差で異なるか?/BMJ(2024/05/29) 日本人結節性痒疹、ステロイド外用薬使用下のネモリズマブの有用性は?(2024/05/29) 単剤療法を開始する統合失調症患者のケアパターンと経口抗精神病薬切り替えコスト(2024/05/29) 日本人脳卒中患者では低体重ほど転帰不良/国立循環器病研究センター(2024/05/29) 小児期の運動不足が若年成人期の心肥大と関連(2024/05/29) 喫煙歴があっても食習慣次第で肺気腫リスクが低下(2024/05/29) PPIとH2ブロッカーで頭痛リスク上昇か(2024/05/29)